
廃タイヤは無料回収してもらえる?処分方法7選を徹底比較【2025年最新】
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本記事はこのようなお悩みを解決する記事です。
多くの自治体で廃タイヤは、粗大ごみでは収集できない「適正処理困難物」として分類されています。
そのため「無料回収」を掲げる軽トラック業者に依頼してしまい、高額請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
結論、廃タイヤの無料回収は不可能ではありませんが、「条件付き」である場合がほとんどです。
今回は、廃タイヤのおすすめ処分方法7選を徹底比較しながら、処分の判断基準やトラブル事例、そしてよくある質問への回答まで、実例を交えて解説します。
とはいえ「信頼できる業者を探すのは大変……」と感じる人もいるでしょう。
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安心安全に廃タイヤを処分したい人は、ご活用ください。
目次
廃タイヤは無料で処分できることも!おすすめ処分方法7選を徹底比較
パンダ回収隊長
処分方法 | 処分料金 | 処分の手間 | 処分までの早さ |
---|---|---|---|
自治体の粗大ごみ回収 | ほとんど実施なし | ほとんど実施なし | ほとんど実施なし |
ガソリンスタンド | 300〜1,000円 | 自分で運搬する必要がある | 混雑時は待つが、基本的には予約不要で迅速 |
カー用品店・タイヤ販売店 | 250~550円 | 自分で運搬する必要がある | 混雑時は待つが、基本的には予約不要で迅速 |
ディーラー・整備工場 | 250~550円 | 自分で運搬する必要がある | 基本的には予約後に持ち込み |
不用品回収業者 | 1,000〜3,000円 | 自宅まで回収に来てくれる | 依頼者の都合に合わせて訪問してくれる |
リサイクルショップ・買取業者 | 3,000円〜/本の利益(送料別) | 自分で持ち込みや発送が必要 | 売れないこともある |
フリマアプリやネットオークション | 3,500円〜/本の利益(送料別) | 自分で持ち込みや発送が必要 | 売れるまでに時間がかかることも |
粗大ごみ(自治体ルート)として引き取ってもらう
多くの自治体で、廃タイヤは「粗大ごみ」や「家庭ごみ」としては回収されていません。
これは、タイヤが処理の難しい「適正処理困難物」に指定分類されているためです。
ただし、一部の地域では例外的に回収される場合もあります。
間違って出すと回収されず、トラブルの原因になるため、事前に確認しましょう。
ガソリンスタンドに持ち込んで引き取ってもらう
廃タイヤは、ガソリンスタンドで処分してもらうことが可能です。
費用は1本あたり300〜1,000円ほどで、ホイール付きの場合はさらに高くなる傾向があります。
タイヤ交換を伴わず、処分だけでも対応可能な店舗もあり、近場で気軽に処分したい方におすすめです。
ただし、セルフ式や一部店舗では対応していないこともあるため、事前の電話確認をおすすめします。
カー用品店・タイヤ販売店で引き取ってもらう
カー用品店やタイヤ販売店では、店舗によって多少異なりますが廃タイヤを1本あたり250〜550円程度で処分してもらえます。
ホイール付きは1,000円程度の別料金となるようです。
タイヤ交換と同時に依頼できますが、処分だけを目的とした持ち込みにも対応している店舗が多くあります。
近くに店舗がある人は確認するとよいでしょう。
ディーラー・整備工場で処分してもらう
ディーラーや整備工場でも廃タイヤの処分を依頼できます。
車検やタイヤ交換時に依頼するのが一般的で、費用は1本あたり250〜550円程度が目安です。
特に車を購入したディーラーなら処分もお願いしやすいかもしれません。
地域に密着した整備工場や個人の自動車販売店なら、比較的安く処分できる可能性がありますが、対応や価格は店舗ごとに異なります。
不用品回収業者に依頼(自宅回収・即日対応)して回収してもらう
不用品回収業者に依頼すれば、費用は1本あたり1,000〜3,000円程度に加えて出張費がかかるため、やや高めですが、自宅までタイヤを引き取りに来てくれます。
即日対応や日時指定ができるほか、他の不用品もまとめて処分できる点がメリットです。
特に大量のタイヤがある場合や他の不用品もまとめて回収してほしい場合は、「積み放題プラン」などのお得な定額サービスを利用するとよいでしょう。
不用品回収業者を利用するメリットとデメリットを見ながら、本当に不用品回収業者を利用すべきかも検討してくださいね。
リサイクルショップ・買取業者に売却して手放す
まだ使用可能なタイヤであれば、リサイクルショップや買取業者に売却できるかもしれません。
処分費用がかからず、現金化できる点が大きなメリットです。
一方で、買取基準や価格は店舗ごとに異なり、状態が悪いタイヤは値が付かない可能性もあります。
失敗を回避するためにも、売却する際には複数店へ査定を依頼し、信頼できる業者を選びましょう。
フリマアプリやネットオークションに出品して売却する
比較的状態の良いタイヤや未使用品であれば、フリマアプリやネットオークションで売却できます。
価格を自分で設定できるため高値が期待できますが、写真撮影や梱包、発送など準備が必要です。
また、送料を負担する場合、売却ができたとしても利益がほとんど残らないケースもあります。
利益と手間のバランスを考慮したうえで、利用しましょう。
パンダ回収隊長
廃タイヤを処分するかどうか判断基準【処分?売却?】
タイヤを処分するか売却するかを判断する際に、チェックしたい点は以下の3つです。
- スリップサイン
- 損傷・劣化の度合い
- ホイールがあるかどうか
1つずつ解説します。
スリップサイン
スリップサインとは、タイヤの溝がすり減り、残り溝が1.6mm以下になると現れる目印のことです。
スリップサインが出ているタイヤは安全性が著しく低下し、法的にも走行禁止となるため、売却はできません。
一方、スリップサインが出ていない場合は使用可能と判断され、状態次第では売却できる可能性があります。
損傷・劣化の度合い
タイヤの損傷や劣化の程度も、処分か売却かを判断する重要なポイントです。
大きな亀裂や穴、変形、ひび割れなどがある場合は、安全性に問題があるため処分が基本です。
見た目に問題がなくても、経年劣化でゴムが硬化していたり内部が損傷していることもあります。
特に製造から5年以上経過したものは注意が必要です。
一方で、目立つ損傷がなく、使用年数が短く保管状態が良好なタイヤであれば、売却できる可能性もあります。
ホイールがあるかどうか
タイヤの売却を検討する際、ホイールの有無も重要な判断基準となります。
タイヤ本体に価値がなくても、ホイール付きであれば金属として売却できるでしょう。
特に人気ブランドや有名モデルのホイールは、高値で取引されるようです。
傷や変形があっても需要はあり、タイヤ単体よりも売れやすいため、処分前に一度買取査定に出してみることをおすすめします。
廃タイヤ処分で後悔しない!よくあるトラブル事例とその回避策
廃タイヤを無料回収するという業者に依頼してしまい、高額請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれた相談が、各自治体や国民生活センターに寄せられています。
ここでは、実際に起きた事例とともに、後悔しないための回避策をご紹介します。
廃タイヤ回収に限らず、「無料回収」を掲げる業者の中には違法業者も多く、特に注意が必要です。
参考:ポストに無料回収のチラシは違法業者が多い!トラブルになる理由や怪しいワケを解説
無料回収後に「処分料」として高額請求
悪質な不用品回収業者による典型的なトラブルの一例が、廃タイヤなどを「回収」してトラックに積み込んだ後に、「処分料」として高額な費用を請求するというものです。
東京都北区の公式Webサイトでは、恐喝や高額請求などの事例を挙げて、注意を呼びかけています。
参考:違法な不用品回収業者にご注意ください|東京都北区
廃タイヤをはじめとする廃棄物の不法投棄
高額請求のトラブルだけでなく、もう一つ注意すべきなのが「不法投棄」です。
無料で回収した廃タイヤをそのまま山中や空き地などに不法投棄し、近隣トラブルの原因になるばかりか、環境汚染の原因になっているケースもあります。
参考:ごみの不法投棄について|長野県佐久穂町
不用品回収業者によるトラブルに巻き込まれないポイント
不用品回収業者を利用して廃タイヤを処分する際には、信頼できる優良な業者を選ぶことが大切です。
違法業者によるトラブルに巻き込まれないためには、以下の3つを事前に確認するとよいでしょう。
- 自治体による許可を得ていること
- 料金が明確に提示されていること
- 作業内容が具体的に説明されていること
複数の業者から見積もりを取れば、相場がつかみやすく、より安心して依頼できます。




廃タイヤの回収でお悩みなら「不用品回収比較センター」におまかせください!
「信頼できる不用品回収業者にタイヤの処分を頼みたいけど、どこを選べばいいかわからない…」そんな方には「不用品回収比較センター」のご利用がおすすめです。
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掲載業者は定期的に安全性チェックを行っており、口コミも確認できるため、悪質業者を避けて安心して依頼できます。
「処分したい廃タイヤがある」「他の不用品もまとめて引き取りたい」という方は、ぜひ一度ご利用ください。




廃タイヤの無料回収についてよくある質問
回収された廃タイヤはどうなる?
一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)によると、回収された廃タイヤの多くはそのまま廃棄されるのではなく、燃料やゴムチップなどのリサイクル資源として再利用されています。
状態の良いものは海外に輸出され、再び使用されるケースもあるようです。
廃タイヤを処分する際は信頼できる回収業者に依頼することで、不法投棄などのトラブルを避けるだけでなく、環境保全にもつながる選択ができるでしょう。
ホイール付きのタイヤは回収の際に外す必要がありますか?
ホイール付きのタイヤは回収時、必ずしも外す必要はありません。
ただし、業者や処分方法によっては対応が異なります。
たとえば不用品回収業者やタイヤ販売店などでは、ホイール付きのタイヤもそのまま対応可能です。
むしろホイールがついたままの方が、金属としての価値があるため、処分費用が安く済む場合があります。
その一方で、タイヤとホイールの分離作業に追加料金がかかる場合もあるため、持ち込みや回収の前に確認するとよいでしょう。
バイクのタイヤはどうしたらいいですか?
多くの自治体では、バイクのタイヤも「適正処理困難物」に指定されている場合が多く、粗大ごみとして処分することができません。
処分にはバイクショップや整備工場、カー用品店などに依頼すれば、車のタイヤと同様に処分してもらえます。
また不用品回収業者に依頼すれば、業者が自宅まで引き取りに来てもらえるため、大変便利です。
持ち運びが難しい場合には検討するとよいでしょう。
まとめ:廃タイヤの無料回収は条件付きで可能!比較して賢く処分しよう
廃タイヤの無料回収は不可能ではありませんが、状態や依頼先によっては有料になるケースも多く、一律で無料というわけではありません。
処分する場合は、業者や方法、タイヤのサイズなどによって1本につき数百円〜数千円程度の費用がかかります。
売却することで費用をかけずに処分できますが、スリップサインの有無や損傷の程度、ホイールの有無などを基準に、処分か売却かを見極めることが大切です。
不用品回収業者を利用すれば、廃タイヤ以外の不用品もまとめて回収してもらえますが、業者の選定は慎重に行いましょう。
街中を巡回している軽トラックやポストのチラシなどで無料回収している業者に依頼してトラブルに巻き込まれた相談が自治体や国民生活センターに寄せられています。
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