
マットレスを無料で処分する方法とは?回収条件や処分する際の注意点もわかりやすく紹介
業者名1 | 業者名2 | 業者名3 | 業者名4 | |
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見積もり | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
営業時間 | 24時間受付 | 24時間受付 | 24時間受付 | 24時間受付 |
料金 | 10,000円〜 | 10,000円〜 | 10,000円〜 | 10,000円〜 |
即日回収 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
単品回収 | ◎ | ◎ | ◎ | ✕ |
買取 | ◎ | ◎ | ✕ | ✕ |
Aさん
Bさん
ご自宅で使用されているマットレスは、長年使用するうちに劣化や汚れが目立ち、いずれ処分しなければならない時期がやってきます。
不要になったマットレスを無料で処分するには、自治体の回収サービスや家具専門店の引き取りサービスなどを利用することで、費用をかけずに処分することが可能です。
ただし、回収の条件や注意点を見落とすと、適切に処理されなかったり、悪質な回収業者とのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
そこで本記事では、マットレスを無料で処分する具体的な方法や、処分時の注意点について詳しくご紹介します。
マットレスをできるだけ手間なく、無料で処分したい方は、ぜひ本記事を参考に、適切な方法で処分を行ってください。
目次
結論:マットレスは、条件次第で無料回収してもらうことが可能
マットレスは、一定の条件を満たせば、「無料回収」が可能です。
たとえば、マットレスを解体して自治体の一般ごみとして出したり、リサイクルショップやフリマアプリで販売したりする方法があります。
また、買い替えを検討している場合は、家具専門店の「無料引き取りサービス」を利用するのも一つの手段です。
ただし、マットレスの種類や、汚れ、破損状況などによって、無料での処分が難しくなることもあります。
マットレスを無料で処分したい方は、事前に引き取り条件や処分方法をしっかり確認し、適切な方法で処分を進めましょう。
マットレスを処分する際の注意点とは?
マットレスを処分する際に、押さえておくべき注意点を4つご紹介します。
以下の点を事前に把握し、効率良くマットレスを処分しましょう。
・マットレスの種類によって処分方法が変わる
・地域の自治体ごとに処分ルールや料金が異なる
・販売や譲渡できないケースもある
・無料回収を謳っている回収業者への依頼は注意が必要
マットレスの種類によって処分方法が変わる
マットレスの処分方法は、素材やサイズによって異なります。特に、各自治体では、「マットレス」と「スプリング入りマットレス」で処分方法が分かれていることが多く、事前の確認が必要です。
なかでもスプリング入りマットレスは、廃棄物処理法において「適正処理困難物」に指定されており、自治体の収集サービスでは引き取りが難しいこともあります。
そのため、まずはご自身のマットレスがどのタイプに該当するかを確認し、それに合った適切な処分方法を選ぶことが重要です。
地域の自治体ごとに処分ルールや料金が異なる
マットレスの処分ルールや手数料は、自治体によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
自治体によっては、マットレスを解体すれば一般ごみとして出せる場合もありますが、粗大ごみとしてしか回収しないところも少なくありません。
さらに、スプリング入りマットレスの引き取り自体を行っていない自治体もあります。
また、処分にかかる手数料は、マットレスの種類(通常のマットレスかスプリング入りか)やサイズ(シングル・ダブルなど)によって異なる場合があります。
正しく処分するためにも、お住まいの地域の公式サイトなどで、ルールや費用をしっかり確認しておきましょう。
販売や譲渡できないケースもある
マットレスは、汚れや劣化がひどく、使用感が強い場合は、衛生的に販売や譲渡が難しくなることがあります。
状態が悪いだけでなく、スプリングの破損があるものや、市場価値の低いノーブランド品なども、買い手や譲り先が見つからないケースがほとんどです。
そのため、こうしたマットレスは、無理に売却や譲渡を目指すのではなく、他の処分方法を検討するのが良いでしょう。
無料回収を謳っている回収業者への依頼は注意が必要
近年、「無料回収」を謳ったポスティングチラシや、軽トラックで自宅周辺を巡回する無許可の回収業者が増えています。
このような業者を利用すると、後から高額な料金を請求されたり、回収した不用品が適切に処理されず、不法投棄される恐れがあります。
そのため、不用品回収を業者に依頼する際は、必ず自治体から正式な許可を受けている業者を選ぶことが大切です。
参考:不用品回収に必要な資格とは?安心して依頼するための見分け方も紹介
マットレスを無料で処分する方法を紹介
マットレスを無料で処分する方法について解説します。
費用をかけずに処分したい方は、以下の方法をぜひ参考にしてください。
マットレスを自分で解体して、自治体の一般ごみに出す
マットレスを無料で処分する方法の一つに、自分で解体して一般の可燃ごみに出すという方法があります。
解体して可燃ごみとして出せる場合は、費用をかけずに処分できるため、効率的な方法です。
ただし、マットレスをカッターやハサミで切り開くなど、解体にはかなりの時間や手間がかかります。
また、解体後の素材の分別や回収方法は自治体によって異なるため、処分前に必ずお住まいの自治体のルールを確認し、正しく処理するようにしましょう。
最寄りのリサイクルショップの出張買取を利用して売却する
マットレスの状態が良ければ、リサイクルショップの出張買取を利用して、買い取ってもらう方法があります。
出張買取を利用すれば、自宅まで査定に来てもらえるため、マットレスを自分で持ち運ぶ手間が省けます。さらに、その場で現金化できる場合もあり、手軽で便利な方法です。
マットレスの中でも、シモンズやエアウィーヴなどの有名メーカーの製品であれば、高価買取が期待できることもあります。
ただし、衛生面の観点から、使用感が強いものや、臭い・シミがあるものは買取を断られることも少なくありません。
そのため、マットレスの買取を検討している方は、できるだけシミや汚れを落とし、清潔な状態に整えてから査定に出すようにしましょう。
無料のフリマアプリやネットオークションサイトに出品して販売する
無料のフリマアプリやネットオークションサイトを活用して、マットレスを販売する方法もあります。
たとえば、フリマアプリ「ジモティー」では、自分で価格を設定でき、近隣エリアの人と直接取引ができるため、運搬費をかけずに処分することが可能です。
ただし、こうしたサービスは個人間の取引になるため、傷や汚れなどの状態を正しく伝えないと、トラブルにつながる恐れがあります。
そのため、フリマアプリやネットオークションを利用して販売する際は、商品の状態を丁寧に説明し、慎重にやり取りすることが大切です。
家具専門店の引き取りサービスを利用して処分する
マットレスの買い替えを検討している方は、家具専門店の「引き取りサービス」を利用するのがおすすめです。
新しいマットレスを購入する際に、今まで使っていた古いマットレスを同時に引き取ってもらえるため、処分の手間が省けます。
中には、買い替え時に「無料」で引き取りを行っている店舗もあります。マットレスの買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
IKEA:マットレス購入で、無料引き取り
IKEAの引き取りサービスでは、1.5万円以上のマットレスを購入すると、同じサイズ・同じ数量の古いマットレスを「無料」で引き取ってもらえます。
ただし、このサービスは店舗での購入が条件となっており、対応している配送エリアも限られています。
利用を検討している方は、事前に最寄りの店舗へ問い合わせて確認しておきましょう。
Amazon:新規購入で無料引き取り可能
Amazonの引き取りサービスでは、購入した商品と同じ種類の不用品を、同じ数量まで「無料」で回収してもらえます。
マットレスを購入する際に「回収品あり」のオプションを選択しておくと、商品が配送されるタイミングで、古いマットレスを同時に引き取ってもらえます。
ただし、注文後に回収の追加や変更はできないため、購入時に忘れずに選択するようにしましょう。
マットレスを無料で回収できない場合の処分方法
マットレスを無料で処分できない場合、有料の回収サービスや自治体の粗大ごみ回収など、他の手段を検討する必要があります。
それぞれの方法を比較したうえで、最適な方法を選び、適切に処分を進めましょう。
自治体の戸別収集に依頼して処分する
「戸別収集サービス」を利用して、マットレスを処分する方法があります。
自宅近くまで収集に来てもらえるため、マットレスをごみ処理施設まで運ぶ必要がなく、比較的手間がかかりません。
ただし、マットレスの素材やサイズ、重量によって料金が変わることがあり、とくにスプリング入りマットレスは回収自体が困難な自治体もあります。
戸別収集を利用する際は、回収対象となる品目や料金を事前に確認し、正しい方法で処分するようにしましょう。
自治体名 | 手数料【戸別収集】 |
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東京都港区 | 厚さ15cm未満400円・厚さ15cm以上1,300円 |
東京都世田谷区 | マットレス(スプリング無し)【セミダブル以下】400円 マットレス(スプリング無し)【ダブル以上】900 円 |
大阪府大阪市 | 200円(折りたためるもの) |
愛知県名古屋市 | 1,000円 |
福岡県福岡市 | 300円・500円 |
最寄りのごみ処理施設に自分で持ち込んで処分する
最寄りのごみ処理施設にマットレスを持ち込んで、処分する方法もあります。
ごみ処理施設は一般の方でも不用品を持ち込め、営業時間内であれば引き取ってもらえるため、急いで処分したい方におすすめです。
手数料は、不用品の重量に応じた費用がかかることが多く、品目ごとに料金が定められている場合もあります。
ただし、マットレスを運搬するための車両の準備や、施設内での積み下ろし作業などの手間がかかります。
また、スプリング入りマットレスは「適正処理困難物」に該当するため、引き取ってもらえないことも少なくありません。
マットレスをごみ処理施設へ持ち込む際は、自治体によってルールや料金が異なるため、事前に確認することが重要です。
自治体名 | 手数料【ごみ処理施設】 |
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東京都港区 | 厚さ15cm未満 無料・厚さ15cm以上600円 |
東京都世田谷区 | マットレス(スプリング無し)【セミダブル以下】200円 マットレス(スプリング無し)【ダブル以上】450円 |
大阪府大阪市 | 10kgあたり90円 |
愛知県名古屋市 | 10kgあたり200円 |
福岡県福岡市 | 10kgあたり140円 |
地域の不用品回収業者を利用して回収してもらう
地域の不用品回収業者に依頼して、マットレスを引き取ってもらうことができます。
不用品回収業者は、スプリング入りのマットレスをはじめ、さまざまな種類のマットレスの回収に対応しており、部屋からの運び出しや積み込みの手間が不要で手軽に依頼できます。
さらに、マットレス以外の不用品もまとめて回収できるため、引っ越しや断捨離、ゴミ屋敷の片付けなど、大量の不用品を処分したい方におすすめです。
ただし、マットレス単体で回収を依頼すると、およそ5,000円程度の費用がかかるため、自治体のサービスと比べて費用が高くなる場合があります。
また、不用品回収業者に依頼する際は、悪質な業者とのトラブルを避けるために、公式サイトや口コミを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
参考:不用品回収のパック料金はお得?費用相場や単品回収プランとの比較も紹介




マットレスを無料で処分する際によくある質問
マットレスを無料で処分する際に、よくある質問と回答をご紹介します。
以下の内容を事前に確認し、スムーズにマットレスの処分を進めてください。
スプリングマットレスを無料で回収してもらうことはできますか?
スプリングマットレスはリサイクルショップに売却したり、家具専門店の引き取りサービスなどを利用すれば、無料で処分できます。
また、自治体によっては、自分で解体して分別し、一般ごみとして出す方法もあります。
それぞれの方法には、引き取りの条件が設けられているため、事前に確認したうえで活用しましょう。
無印良品でマットレスを引き取ってもらうには?
無印良品の引き取りサービスでは、不要なマットレスを「無料」で引き取ってもらえます。
引き取りの条件は、購入した商品と同種・同数の不用品であることです。
なお、他社製品も引き取りの対象となっていますが、お届け地域によっては回収できない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
マットレスの処分は自分でできますか?
マットレスは、自分で処分することも可能です。
ただし、自治体の一般ごみとして出すには、解体が必要になります。特にスプリング入りのマットレスは解体が困難で、多くの手間と時間を要します。
また、自治体によっては、たとえ解体しても一般ごみとして処分できない場合があります。
そのため、個人で解体して処分する場合は、自治体の分別方法や回収ルールを事前に確認し、適切に処分しましょう。
まとめ:マットレスを無料で処分してもらう場合は、回収条件やトラブル回避の方法を理解し、信頼できるサービスを利用しよう!
今回の記事では、マットレスを無料で処分する方法や、回収してもらうための条件・注意点をわかりやすく解説しました。
無料で処分するには、まずマットレスの種類や状態を把握することが大切です。そのうえで、利用するサービスの引き取り条件や注意点を事前に確認し、適切な方法を選ぶ必要があります。
これらの手順を踏まずに処分しようとすると、マットレスを引き取ってもらえなかったり、予想以上に手間や費用がかかる可能性もあります。
マットレスの無料回収を検討している方は、本記事を参考に、安全かつ適切な方法で処分を行ってください。



