事務机の処分方法は?業者を利用するメリットや注意点を解説
Bさん
Aさん
事務机の処分方法やオフィス移転時の業者選びにお悩みではありませんか?
事務机の処分方法は、個人使用とオフィス使用で異なります。
一般ごみや粗大ごみとして処分する方法や、専用業者を利用する方法など、手間や費用を考慮して適切な方法を選ぶ必要があります。
例えば、事務机を粗大ゴミとして処分する時、自治体によっては処分方法や費用が異なるので
各自治体のホームページを確認する必要があります。
この記事では、事務机の処分方法と回収業者の利用メリットや注意点を解説します。
- 事務机のおすすめ処分方法
- 回収業者利用のメリットや注意点
ベストな処分方法選びに、ぜひ参考にしてください!
目次
事務机の処分方法を3つご紹介
事務机の処分方法は、以下の3つです。
事務机を無料で処分したい方におすすめの方法3選
費用を抑えて事務机を処分する方法をご紹介します。
デスクを天板と支柱に分けて、各部品を適切に廃棄する
個人使用の事務机は基本的に粗大ごみとして捨てます。
一般的に50cm以上の大型ごみが粗大ごみとされるため、事務机はそのままでは粗大ごみ扱いになります。
自治体によって粗大ゴミとなる規定は異なるので、電話やHPで必ず確認してください。
事務机を規定のサイズ以下まで解体できれば、普通ごみとして捨てることが可能です。
普段通りにごみ袋へ入れて出すだけなので、処理費用をほぼ無料まで抑えることができます。解体の際は電動のこぎりなどの専用工具と防具を準備し、怪我には厳重に注意してください。
また、事前に自治体のルールを確認し、解体後のパーツを適切に分別してから廃棄しましょう。
メルカリやヤフオクで事務机を出品する
メルカリなどのフリマサイトやヤフオクなどのオークションへ事務机を出品し、処分する方法もあります。この場合、自分で好きな値段を設定できますし、オークションで予想より高値で落札される可能性があります。
不用品をお金に換えられるのが魅力的で、少しでも高く売りたいときにおすすめの方法です。しかし、出品時の写真撮影や商品説明(メーカーや使用年数、状態)などの準備や、購入希望者とのやり取りから発送までの一連の作業を自身で行う必要があります。
買取先へ直接納品または引き取りに来てもらえれば良いのですが、発送する場合は大型のため4,000~6,000円かかり輸送コストが高くなるため注意しましょう。梱包も手間がかかります。
あらかじめ送料を上乗せして値段設定したり、送料を購入者負担とすることも可能ですが、高額になると買い手が見つかりづらくなってしまうかもしれません。
また、購入希望や落札されるまで事務机を保管しなければならないため、保管スペースの確保が難しく急ぎで処分したい方はその点も考慮する必要があります。
事務机をリサイクル施設に持ち込み、再利用できるように処理する
痛みや傷がほとんどない場合は、リサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。トラックなどの大型品の運搬手段が必要になりますが、不要なデスクをお金に換えられるのがメリットです。
机は流行に左右されずにいつでも利用者が多いため高く売れる傾向があり、特にニトリや無印良品、IKEAや海外メーカーの製品は人気で高価買取のチャンスがあります。
また、リサイクルショップの店舗により取扱品や買取金額が異なっていますので、家具買取に力を入れている複数店舗に査定してもらうことをおすすめします。
ただし、傷み具合や傷といった買取条件はフリマやオークションより厳しいことが多く、買取を断られてしまう場合もあります。
以下のような条件の事務机は高価買取の可能性が高いです。
- 購入してから日が浅いもの、未使用品
- 人気メーカー製品
- 幅120cm×奥行70cmの袖付き机
自治体の大型ごみ回収サービスに依頼し、事務机を回収日に出しておく
個人使用の事務机は、自治体の大型ごみ(粗大ごみ)回収サービスを利用できます。
事前に自治体のHPや電話で回収場所や日時を確認しましょう。
回収サービスを依頼して、コンビニやスーパーなどで購入した処理券を貼り付けて出しておくだけで処分が完了します。
事務机は10㎏の小型のものから50㎏を超える大型のものがありますので、一人で運ぶのは危険です。運搬を手伝ってくれる人を探しておきましょう。
また、事務机の解体が可能であれば、先述の通り無料の一般ごみとして処分できる場合があります。引っ越し予定など処分のスケジュールや予算で比較して決めましょう。
不用品回収業者に事務机を引き取ってもらい、処分をお願いする
オフィスなど法人利用の事務机を処分する場合、一般ごみや粗大ごみでの処理が難しく「産業廃棄物」に分類されるため不用品回収業者の利用をおすすめします。
事務机の材質や重さを問わずに、室内からの搬出も行ってくれるので手間がかからず処分可能です。
また、回収日に融通が利く点もメリットです。見積り当日にそのまま回収が可能なので、急ぎで処分したい人におすすめです。不用品回収業者は最速で事務机を処分できる方法になります。
中にはトラックのサイズごとに積み放題パック料金を設定している業者があり、安価で処分することも可能です。他にも不用品回収を利用するメリットがあり、後述で解説するのでぜひご確認ください。
なお、不用品回収業者は、インターネットやイエローページで検索し、複数社に見積もりを取ってから選ぶとより納得できる条件で依頼できます。
不用品回収業者に事務机の処分を依頼するメリット
不用品回収業者に事務机の処分方法を依頼するメリットは、以下の2つです。
事務机をまとめて処理できるのでオフィス整理が楽にできる
オフィス移転や閉鎖では、複数の事務机を一度に処分する必要があります。事務机の解体やフリマアプリへの出品は手間がかかり、現実的ではありません。
不用品回収業者に依頼すると、事務机の種類や重量に関係なくまとめて回収してもらうことが可能です。また、ロッカーやキャビネットなどの他の不用品や電化製品も一緒に出せるため、一気にオフィスが片付きます。
リサイクルに力を入れている業者であれば、買取可能品は査定してくれるため不用品の処分と売却が同時に行えます。少しでも処分費用を抑えたいときにおすすめです。
大きくて重い事務机も安全に運び出してくれるので、負担が少ない
事務机は大型で重いため、複数人での運搬が必要になります。
無理して一人で搬出すると、ぎっくり腰や床や壁を傷つけてしまうリスクがあります。
しかし、不用品回収業者ならば室内からの搬出も行ってくれるので、負担がかかりません。必要に応じて不用品の梱包や解体作業も行い、安全に運び出してくれます。
不用品回収業者に事務机の処分を依頼するデメリット
事務机や家具の処分に便利な不用品回収業者ですが、メリットとともにデメリットも存在します。
ここではデメリットについてご紹介しますので、処分方法を選択するときに役立ててください。
大型で重いため搬出時に建物や床を傷つける可能性がある
オフィスがある建物の状況によって、急な階段や狭い廊下をでの搬出作業を伴います。ほとんどの回収業者が回収品の梱包や通路や床を養生し保護してくれますが、建物に傷をつけてしまう 可能性があります。
もしもの場合に備えて、業者に保証が適応されるかを事前に確認することや作業前の状態を写真などを証拠に残しておくことをおすすめします。
特殊な素材事務机は処理費用が増える場合がある
事務机のフレームは木材やスチールで作られていることが多いですが、天板は製品によりさまざまな素材が使用されています。木材とスチールのほか、ガラス、大理石、メラミン化粧板、PVC化粧板、プラスチックが代表的です。
中には廃棄方法が特殊なものもあり、その場合は追加料金が掛かる可能性があるので注意してください。見積りの際にしっかり確認しておきましょう。
事務机の処分を不用品回収業者に依頼する際の注意点
不用品回収作業や費用についてのトラブルを避けるため、ここでは業者に依頼する際の注意点をご紹介します。
オフィスビルの場合、エレベーターの使用許可をビル管理会社に確認しておく
不用品回収を依頼する前に、ビルや建物の管理会社へ作業時にエレベーターが使用可能か確認しておきましょう。
エレベーターの基数が少なかったり、入居している会社が多いビルだと使用日時が限られたりする場合もあるため、注意が必要です。
そして、回収業者の作業日時が決まった際には忘れずに連絡しましょう。
エレベーターの有無や搬出経路によって、追加料金が発生するか確認する
エレベーターの有無や狭い廊下や搬出口の場合、作業の危険度やスピード、人員に影響するため回収業者によっては追加料金が発生する可能性があります。
いざ料金を支払う段階になって困らないように、見積りの段階でしっかりと業者に確認しておきましょう。
事務机を処分したい人からよくある質問
ここでは事務机を処分したい人からよく寄せられる質問にお答えします。ぜひご確認ください。
Q.会社のデスクの処分はどうすればいいですか?
A.会社のデスクは法人使用の場合、粗大ごみとして処理ができません。
オフィスの移転や閉鎖で処理したいデスクや家具がたくさんある場合は、オフィス家具や用品をまるごと回収処分してくれる業者に依頼することをおすすめします。
業者によっては買取サービスもあり、処分したいデスクをお金に換えることが可能です。費用の削減にも役立ちます。
詳細は「不用品回収業者に事務机の処分を依頼するメリット」と「不用品回収業者に事務机の処分を依頼するデメリット」の項を参照ください。
Q.スチールデスクの最適な処分方法・費用を教えてほしい
A.スチールデスクの処分に困っている場合は、スクラップ業者への依頼がおすすめです。
業者に連絡すれば、オフィスへの回収と鉄素材としての買取もしてくれます。
鉄素材の買取価格は時価により変化するため、鉄単価が高いときが狙い目です。
またトラックがあれば、自身でスクラップ業者まで運搬して処分を依頼することも可能です。
なお、処分費用はオフィスがある自治体や回収業者、処分数によって異なるため、依頼の際に回収業者へご確認してください。
まとめ:事務机やスチールデスクの処分は不用品回収にお任せ
今回は事務机の処分方法や回収業者を利用するメリット・デメリットについてご紹介いたしました。
- 事務机のおすすめ処分方法3選
- 無料で処分したい場合のおすすめ方法3選
- 不用品回収業者利用の際のメリット・デメリット・注意点
事務机の処分は法人使用か個人使用かで方法が異なります。法人使用の場合、一般ごみや粗大ごみで処分することができません。特に法人使用や事務机処分の手間・時間を最小にしたい方には不用品回収業者の利用がおすすめです。
デスクの状態や処分のスケジュールなど状況に合わせて処分方法を選択する際に、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
料金 | 手間・時間 | |
---|---|---|
デスクを分解して出す | 無料 | △ |
フリマサイト、オークションに出品 |
無料 (送料かかる可能性あり) |
△ |
リサイクル施設への持ち込み | 無料 | △ |
デスクを分解して出す | 処理券代 | 〇 |
不用品回収業者の利用 | 要業者見積り | ◎ |