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ロッカーの処分方法10選!解体方法や買取してもらうやり方も紹介
2025.03.27更新
不用品処分方法

ロッカーの処分方法10選!解体方法や買取してもらうやり方も紹介

大久保宗洋

大久保宗洋

著者

所有資格

古物商許可証(第301092515031号) 遺品整理士(認定者番号第IS24283号)

プロフィール

東京都港区生まれ。2003年に東京都内の不用品回収会社へ入社し、現場スタッフとしてキャリアをスタート。 地道に現場経験を重ね、5年後には現場リーダーに昇格。その後、営業・マーケティング部門を兼務し、地域密着型の回収サービスのモデルを確立。 2013年に独立し、「片付けサポート」を創業。誠実なサービスと口コミにより徐々に知名度を獲得。 2023年5月には、全国対応の「不用品回収センター」を創業し、拠点と提携業者網を整備。全国対応体制へと移行。 業界の健全化を目指し許可業者のみを紹介するマッチングサービス「不用品回収比較センター」の運営を行う。

職場で使用していたロッカーを処分するには、粗大ゴミに出したらいいの?

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ロッカーを解体して不燃ゴミに出せるのかな?

自宅もしくは職場で不要になったロッカーを処分する際、このような疑問や悩みを抱えたことはありませんか?

ロッカーの処分方法は、事業所として廃棄する場合、産業廃棄物として扱う必要があるため、注意しなければなりません

また、ロッカーの素材や重量、サイズによって最適な処分方法が異なるため、正しく理解しておくことが重要です。

もし、誤った方法でロッカーを処分すると、不法投棄により環境汚染を引き起こし、罰則を受ける可能性があります。

今回は、ロッカーを処分する際の注意点や処分方法、よくある質問と回答を詳しく解説します。

ロッカーの処分を検討される方は、本記事を参考に、正しい処分方法を理解し、適切な方法を選ぶようにしてください。

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ロッカーを処分する際の注意点を紹介

ロッカーを処分する際の注意点を紹介

ロッカーを処分する際の注意点をご紹介します。

ロッカーをこれから処分される方は、ぜひ参考にしてください。

事業所のロッカーは産業廃棄物として適正な方法で処分する

不要になったロッカーを処分する場合、事業所で使用していたロッカーは、一部を除き「産業廃棄物」として処分しなければなりません。

産業廃棄物とは、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、廃棄物処理法に定められた特定の廃棄物のことを指します。

事業所で使用しているロッカーのうち、産業廃棄物として処分しなければならない素材は、木製以外のスチール(鉄製)ロッカー、プラスチックロッカーです。

万が一、違法な方法で処分した場合、廃棄物処理法25条の定めにより、5年以下の懲役または、1,000万円以下の罰金、またはその両方の罰則を受けます。

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している不用品回収業者に依頼して、適切な方法で処分を行ってください。

資格を取得している業者を確認する方法は、産業廃棄物処理事業振興財団の専用サイトで確認し、悪徳業者に騙されないように十分注意することが重要です。

もし、事業者が無許可業者に回収を依頼した場合、不法投棄につながる可能性が高いため、罰則対象となります。

引き取ってもらった後、回収業者からマニュフェスト(産業廃棄物適正処理の報告)を受け取り、必ず内容を確認してください。

参考:廃棄物処理法25条

参考:信頼できる優良な不用品回収業者選びのポイントを徹底解説

ロッカーを搬出、運搬する際はケガをしないように気を付ける

ロッカーを搬出する際、ケガをしないように十分注意する必要があります。

以下の点に注意して運び出してください。

  • ロッカーの中身を全て取り出す
  • 搬出ルートの障害物を取り除く
  • 適切な人数(2人~3人)で作業を行う
  • 手袋、台車など必要な道具を活用する
  • 必要に応じて解体する
  • 搬出時に壁や床が傷つかないように保護をする

ロッカーは、スチール製など重いもので50kg程度あるため、慎重に運び出すことが重要です。

もし、搬出に不安がある場合は、運び出しから運搬まですべて行ってもらえる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

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ロッカーの処分方法10選!【比較表付き】

ロッカーの処分方法10選!【比較表付き】

ロッカーの処分方法を解説します。

ロッカーを処分する場合、ロッカーの素材や状態、個人の状況で最適な処分方法が異なります。

また、事業所としてロッカーを廃棄する場合、産業廃棄物として扱う必要があるため、十分注意して処分してください。

処分方法 処分料金 処分の手間 処分までの早さ
自治体の不燃ごみに出す 無料 自分で運搬する必要がある、解体作業の手間がかかる 早ければ1週間以内
粗大ごみ回収サービス 500円~ 自分で運搬する必要がある 早ければ1週間以内
ごみ処理場に持ち込んで処分 500円~ 自分で運搬する必要がある 早ければ即日
リサイクルショップに持ち込んで買取 500円~(買取) 自分で運搬する必要がある 早ければ即日
フリマアプリやネットオークションに出品する 500円~(販売) 配送手配をする必要がある 早ければ1週間程度か、それ以上かかる可能性がある
メーカーや販売店で買い替え 4,400円~ 配送時に引渡し 早ければ1週間以内
廃棄物リサイクル業者に鉄くずとして売る 3,000円~(買取) 自分で運搬する必要がある 早ければ即日
知人、友人に譲る 無料 受け渡しの手間がかかる 早ければ即日
引っ越し業者 1,000円~(買取)、見積り依頼(引取) 特になし 早ければ1週間以内
不用品回収業者 5,000円~ 特になし 早ければ即日

ロッカーを解体して不燃ゴミに出す

不要になったロッカーを解体して、自治体の不燃ゴミに出す方法があります。

不燃ゴミに出せれば、無料で回収してもらえるため、費用の節約になります。しかし、不燃ゴミに出す際、一辺の長さを30cm以下にして出す必要があるので、多くの場合、解体しなければなりません。

ロッカーを解体するには、専用の工具(電動ノコギリ、ペンチ、ハンマーなど)が必要で、サイズによって時間や手間がかかります。

ロッカーの解体方法は以下の通りです。

  1. ロッカーの中身を空にする
  2. ヒンジのネジを外し、扉を取り外す
  3. 棚や仕切りを外す
  4. ネジやボルトを外し、本体フレームを分解する

解体作業中にケガをする可能性があるため、十分注意してください。

時間や手間をかけて不燃ゴミに出すよりも、粗大ゴミに出したり、回収業者に依頼して処分することをおすすめします。

ロッカーを粗大ゴミに出して処分する

ロッカーを自治体の粗大ゴミに出して処分してもらうことができます。

処分費用はサイズによって異なりますが、500円~2,000円程度です。費用はかかりますが、ロッカーの中身を取り出しておけば、原型のまま出せます。

自治体の粗大ゴミに出す手順は以下の通りです。

  1. 自治体の粗大ごみ窓口に電話、またはオンラインで申し込み
  2. 処分費用に応じた「粗大ごみ処理券」を購入する
  3. 購入したシールをロッカーに貼り付ける
  4. 指定された日時に指定の場所に出す

粗大ゴミは、指定された日時や場所に出さなければいけません。また、手順や料金が自治体ごとに異なるので事前に確認することが大切です。

ロッカーを地域のゴミ処理施設に持ち込む

ロッカーを地域のゴミ処理施設に持ち込んで処分する方法もあります。

粗大ゴミ回収のように、指定の日時に拘束されることが少なく、平日の日中であれば開いているため、早めに処分したい方におすすめの方法です。

また、通常の粗大ゴミ回収より処分費用が安い場合もあります。

ただし、ゴミ処理施設は郊外に設置されていることが多く、重量やサイズのあるロッカーを運搬する手間がかかるのがデメリットです。

積載できる運搬車や積み降ろしできる人員が確保できるのであれば、処分方法の一つとして検討しても良いでしょう。

ロッカーをリサイクルショップに引き取ってもらう

不要になったロッカーをリサイクルショップに持ち込んで引き取ってもらう方法があります。

リサイクルショップで引き取ってもらえれば無料もしくは、現金に換えてもらえるので効率的な処分方法です。

ロッカーの状態が良ければ、2,000円~5,000円程度で買い取ってもらえるでしょう。

特に、オフィス用のロッカーは需要が高いため、状態が良ければ高額での買取が期待できます。

一方、ロッカーの状態が悪くてもリサイクルできるスチール製のロッカーであれば、引き取ってもらえる場合もあります。

最近は自宅まで出張して、査定や買取を行ってくれる店舗も多いため、問い合わせて確認してみるのもおすすめです。

ロッカーをフリマアプリやネットオークションサイトで販売する

ロッカーをフリマアプリやネットオークションに出品して販売する方法があります。

ロッカーの状態が良く、自分で出品して販売すれば、現金に換えることができるため、おすすめの方法です。

例えば、メルカリジモティーなどのアプリ、ヤフオクモバオク(有料)などのオークションサイトがあります。

ただし、取引が成立までに一定の手間や時間がかかったり、配送料が余分にかかる可能性もあることを理解しておく必要があります。

そのため、ジモティーを活用すれば、近隣の方と取引が可能で、配送の相談がしやすいため、おすすめのアプリです。

ロッカーの買い替え時にメーカーや販売店に回収してもらう

ロッカーの買い替え時にメーカーや販売店に回収してもらう方法があります。

買い替え時に引き取ってもらえれば、効率よく処分できます。

たとえば、KOKUYOやニトリの引き取りサービスでは、ショップ内の商品を新規で購入することが条件で、同等品を同数量分4400円(1人~2人用)で引き取ってもらえます。

ロッカーが破損もしくは古くなって買い替えが必要になった場合、このような引き取りサービスを行っているメーカーや販売店を活用すると、処分する手間が省けるため、おすすめです。

参考:KOKUYO引き取りサービス

参考:ニトリ引き取りサービス

ロッカーを廃棄物リサイクル業者に鉄くずとして引き取ってもらう

ロッカーを廃棄物リサイクル業者に鉄くずとして引き取ってもらう方法があります。

スチール製のロッカーであれば、数千円程度で買い取ってもらえる可能性があるため、おすすめの方法です。

回収された鉄くずは、処理施設でリサイクル可能な資源として有効活用されます。

鉄くずの引き取り相場は、日々変動しているため、一般社団法人日本鉄リサイクル工業会の公式サイトで確認できます。

また、詳細の引き取り方法については、近くの廃棄物リサイクル業者に問い合わせて確認してください。

参考:一般社団法人日本鉄リサイクル工業会

ロッカーを知人や友人に譲る

不要になったロッカーを友人や知人に譲るのも一つの方法です。必要としている方に譲ってあげることで、リサイクルになり、環境に優しい処分方法です。

ただし、ロッカーを譲る際は、状態を確認してもらった上で、譲るようにしてください。

汚れや破損がひどい場合、引き渡し後にトラブルになる可能性があります。

一方、事業用で使用していた大型のロッカーは、各種NPO団体や児童養護施設に譲ると喜ばれるため、問い合わせてみるのもおすすめです。

ロッカーを引っ越し業者に引き取ってもらう

不要になったロッカーを引っ越し業者に引き取ってもらう方法があります。

家庭や事業所の引っ越しの際、引っ越し業者に回収してもらえれば、とても便利です。

しかし、一般的な引っ越し業者が回収してくれる不用品は、家電リサイクル法対象製品に限られていることが多く、ロッカーなどのオフィス用品を回収してくれる業者は限られています。

そのような中でも、アップル引越センターファミリー引越センターは、引っ越し業務を依頼してもらうことが条件で、不用品を回収してもらえる引っ越し業者です。

ただし、引き取り料金や品目についての詳細は公式サイトに記載されていないため、問い合わせて確認することが重要です。

ロッカーを不用品回収業者に引き取ってもらう

ロッカーを処分する方法として、不用品回収業者に依頼する方法があります。

不用品回収業者は、不用品回収の専門業者です。

不用品回収業者に依頼するメリットは以下の通りです。

  • 早ければ即日に回収してもらえる
  • 自宅まで引き取りに来てもらえる
  • 重量があり、サイズが大きいものでも安全に搬出してもらえる
  • 分別不要で原型のまま引き取ってもらえる
  • ロッカー以外の不用品もまとめて回収してもらえる
  • 法律に従って適切な方法で処分してもらえる

不用品回収業者にロッカーの処分を依頼する場合の費用は、5,000円程度が相場です。

単体で依頼すると他の処分方法に比べて割高になりますが、他の不用品とまとめて回収してもらえれば、パック料金を活用することで割安になります。

ロッカーは重量があり、サイズが大きいものも多いため、安全性を考慮して不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

参考:不用品回収のパック料金はお得?費用相場や単品回収プランとの比較も紹介

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ロッカーを処分する際によくある質問

ロッカーを処分する際によくある質問
ロッカーを処分する際によくある質問と回答をご紹介します。

ロッカーの処分を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

コインロッカーを捨てる方法は?

コインロッカーの処分方法は、事業用で使用している場合、産業廃棄物として指定の回収業者に回収してもらいます。

引き取ってもらう際、すべてのロッカーの中身を空にし、鍵が紛失して開かないロッカーは、マスターキーもしくは鍵屋に依頼して開錠し、中身をチェックしておくことが重要です。

ガンロッカーはどのように処分したら良いですか?

ガンロッカーを処分する場合、購入業者に相談して引き取ってもらうか、不用品回収業者に依頼して、適切に処分してもらうのがおすすめです。

ガンロッカーの処分に伴い、銃器の管理方法も考慮する必要があるため、法律に基づいて適切な管理を行ってください。

職場にあるロッカーの処分方法は?

職場にあるロッカーは、産業廃棄物として処分しなければならないため、専門の回収業者に依頼して処分してください。

もしくは、リユースやリサイクルが可能な場合は、買取業者に相談するのも一つの方法です。また、各種NPO団体や児童養護施設に譲る方法もあります。

スチールロッカーは自分で解体して処分できますか?

スチールロッカーを自分で解体して処分することは可能です。

解体する場合、適切な工具(ドライバー、レンチ、ハンマーなど)を用意し、以下の手順で解体してください。

  1. ロッカーの中身を空にする
  2. ヒンジのネジを外し、扉を取り外す
  3. 棚や仕切りを外す
  4. ネジやボルトを外し、本体フレームを分解する

解体後は、自治体の不燃ゴミもしくはリサイクル業者など適切な方法で処分してください。

また、解体作業を行う際、誤ってケガをする可能性もあるため、十分注意して行うことが重要です。

まとめ:ロッカーの処分は、種類によって適切な方法で処分しよう!

まとめ:ロッカーの処分は、種類によって適切な方法で処分しよう!
今回の記事では、ロッカーの処分方法について解説しました。

ロッカーを処分する場合、家庭ゴミか事業所ゴミで扱いが異なるため、注意しなければなりません。

また、ロッカーの素材によって最適な処分方法も変わるため、正しい処分方法を理解しておくことが重要です。

もし、誤った方法で処分すると、不法投棄による環境汚染を引き起こす恐れや、それに伴って、罰則を受ける可能性もあります。

ロッカーの処分をこれから検討される方は、本記事を参考にして、正しい処分方法を理解し、適切な方法を選ぶようにしてください。

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