扇風機の処分方法7選!分解方法・買取サービスも紹介
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扇風機を処分しようと考えた時、このような悩みをお持ちの方は多いと思います。古くなった扇風機をそのまま使用すると火災の原因となるため危険です。
扇風機は一般の家庭用以外にも、工場や商業施設で使用している業務用扇風機や持ち歩きできるハンディファンなど様々な種類があります。扇風機を処分する最適な方法は扇風機の状態や型式によって異なります。
扇風機を誤った方法で処分すると、不用品回収業者に回収されず不法投棄となり、環境破壊や火災事故を引き起こす原因になる可能性があります。
本記事では、扇風機の処分方法や注意点を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
扇風機の処分方法7選【比較表付き】
扇風機の処分方法をご紹介します。扇風機の処分方法には、自治体の粗大ゴミ収集サービスを利用して処分したり、リサイクルショップやオークションサイトなどを利用して現金に換えるなど様々な方法があります。
以下に詳しく解説しますのでぜひ参考にしてください。
処分方法 | 処分料金 | 処分の手間 | 処分までの早さ |
---|---|---|---|
自治体の粗大ゴミ回収サービス | 500円~ | 自分で運搬する必要がある | 最低でも1週間程度はかかる |
リサイクルショップに持ち込む | 無料or買取り | 自分で運搬する必要がある | 最短で即日 |
フリマアプリ、オークションサイトに出品 | 500円~(販売) | 自分で運搬する必要がある | 最低でも1週間程度はかかる |
ジモティーを利用する | 500円~(販売) | 自宅まで引き取りに来てもらえる | 最低でも1週間程度はかかる |
可燃ゴミ、不燃ゴミで処分 | 無料 | 自分で運搬する必要がある | 1週間以内 |
家電量販店、ホームセンター引き取りサービス | 500~(買取)
無料~(引取) |
自宅まで引き取りor自分で運搬する必要がある | 最短で即日 |
不用品回収業者に依頼 | 5,000円~ | 自宅まで引き取りに来てもらえる | 最短で即日 |
扇風機を自治体のサービスを利用して粗大ゴミとして処分する
扇風機を自治体の粗大ゴミ回収サービスで処分する方法があります。粗大ゴミとして回収してもらえるのは、「1辺の長さが30cm以上のもの」としている自治体が多いため、扇風機もほとんどが対象となります。
引き取り料金は500円程度と安価で処分できます。自治体の粗大ごみ回収の手順は以下通りです。
- 自治体の粗大ごみ窓口に電話やオンラインで申し込み
- 処分費用に応じた「粗大ごみ処理券」を購入する
- 購入したシールを扇風機に貼り付ける
- 指定された日時に指定の場所に出す
ただし、バッテリー内蔵型の扇風機を処分する際、火災や爆発の恐れがあるため、電池を外しておく必要があります。処分する前に十分注意してください。
粗大ごみ回収サービスは、日時や場所が指定され、手順や料金は自治体ごとに異なるので事前に問い合わせて確認しておくことが大切です。
【無料で処分】リサイクルショップに自分で持ち込む
扇風機をリサイクルショップに持ち込んで処分する方法があります。リサイクルショップでは、扇風機が正常に作動し、綺麗な状態であれば、買い取ってもらえる場合があります。
現金に換えてもらえるならお得ですし、リユースされて、環境にも優しいので最適な処分方法のひとつです。
一方、扇風機が故障して動かなかったり、汚れ、傷が目立っていたとしても無料で引き取ってもらえることもあります。
持ち込む前にリサイクルショップに問い合わせして確認するのがおすすめです。
【お金に換える】フリマアプリやオークションサイトで売却する
扇風機をフリマアプリやオークションサイトで売却することも可能です。フリマアプリでは「メルカリ」、オークションサイトでは「ヤフオク」が有名です。
これらのサイトに出品することで、不要になった扇風機を売却してお金に換えることができます。扇風機が正常に動いて、綺麗な状態であれば、スムーズに売却できる可能性は高くなります。
しかし、故障して動かない扇風機や、傷や汚れがひどいものは売却しにくく、販売後にトラブルになる可能性もあるため、十分に注意してください。
また、取引成立に時間がかかることや、扇風機の配送料の負担などのデメリットもあります。時間に余裕のある方は、試してみるのもおすすめです。
【近所の人に譲る】扇風機をジモティーに出品する
不要になった扇風機をフリマアプリ「ジモティ」に出品して引き取ってもらう方法があります。ジモティは、地元の方に向けたフリマアプリとして人気のサイトです。
地元の方に自宅まで引き取りにきてもらえます。配送の手配をする手間や料金の負担が無くなるのでとても便利です。
しかし、出品してから取り引きが成立するまで時間がかかったり、個人間のやり取りなので、連絡が途絶えたりする可能性もあります。時間のある方や負担を少なくしたい方にはおすすめの方法です。
【分解必須】可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する
扇風機を解体することで、自治体の一般ゴミに出すことができます。「1辺の長さが30cm以上のもの」は自治体の粗大ゴミとして処分しなければならないので、それより小さく解体してください。
一般的な扇風機を解体する手順は以下の通りです。
解体した部品は可燃ゴミ、不燃ゴミに分別して処分します。ただし、モーターなど電気が使われている部分は自治体のルールに従って処分してください。
ホームセンターや家電量販店の引き取りサービスを利用する
ホームセンターや家電量販店の引き取りサービスを利用して扇風機を処分することができます。店舗によって料金やサービスが異なるので、扇風機を処分する際の参考にしてください。
業者名 | ヤマダ電機 | ビッグカメラ | ケーズデンキ | ジョーシン | エディオン | ヨドバシカメラ | カインズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
処分料金 | 1,100円 | 無料or500円~(買取) | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 無料 |
訪問回収 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
おすすめな理由 | |||||||
店舗一覧 |
ヤマダ電機:扇風機を店舗へ持ち込み、1,100円(税込)で引き取り可能
ヤマダ電機の店舗に持ち込んで扇風機を処分することができます。処分費用は1,100円(税込)かかります。もし自宅までの訪問回収を希望の場合は、距離にもよりますが、別途2750円(税込)発生します。
しかし、沖縄県の店舗では引き取りサービスの受付をしていませんので、注意してください
ビッグカメラ:下取りもしくは買取サービスを利用して処分
ビッグカメラの買い替え無料下取りサービスを利用して扇風機を処分することができます。当サービスは、購入商品と同様の不用品を無料で引き取ってもらえるサービスです。
また、ビッグカメラでは、買い取りサービスも実施しています。専用のアプリを利用して簡単に査定や買い取りの手続きが可能です。
扇風機の状態が良く、リユース可能な商品であれば相談してみるのも良いでしょう。
ケーズデンキ:最寄りの店舗でリサイクル回収手数料550円(税込)で引き取り可能
ケーズデンキのリサイクル回収サービスを利用して扇風機を処分することができます。宅配可能な商品を購入すると、同等品の回収を依頼することが可能です。
料金は、550円(税込)かかります。引き取りのみの場合、別途出張料が発生します。詳細については、店舗に問い合わせるか、ウェブサイトをご確認ください。
ジョーシン:店舗持ち込み・引き取り訪問に対応、550円(税込)で引き取り可能
ジョーシンの家電リサイクルサービスを利用することで扇風機を処分することができます。ジョーシンの店舗に扇風機を持ち込めば、小型家電リサイクル回収手数料550円(税込)で引き取ってもらえます。
自宅まで回収を希望される場合は、別途出張料が発生します。
エディオン:対象店舗で、リサイクル料金550円(税込)で処分
エディオンの家電リサイクルサービスを利用することで、扇風機を処分することができます。エディオンの店舗に扇風機を持ち込めば小型家電リサイクル回収手数料550円(税込)で引き取ってもらえます。
自宅まで回収を希望される場合は、別途出張料が発生します。
ただし、家電の引き取りは、対象店舗のみとなっており、フランチャイズ店舗では対応できません。事前に対象店舗をウェブサイトで確認しておくと良いでしょう。
ヨドバシカメラ:店舗へ持ち込み、550円(税込)で壊れた扇風機も引き取り可能
ヨドバシカメラに持ち込んで不要になった扇風機を引き取ってもらうことができます。ヨドバシカメラの店舗に扇風機を持ち込めば故障している場合でも、回収手数料550円(税込)で引き取ってもらえます。
自宅まで回収のみを希望される場合は、別途出張料2,200円(税込)が発生します。
カインズ:店舗で対象の商品を購入し、無料で引き取りサービスを利用
カインズの無料引き取りサービスを利用して扇風機を処分することができます。
無料で引き取ってもらうための条件は、対象の商品をカインズで購入して、レシートを最寄りの店舗に持参すれば、無料で引き取ってもらえます。
ただし、無料引き取りサービスを行っていない店舗もありますので、事前に確認しておくことが必要です。
【当日に処分】不用品回収業者に依頼する
扇風機を不用品回収業者に依頼して処分する方法があります。不用品回収業者に依頼すれば、手間がかからず、最短で即日に自宅まで引き取りに来てもらえます。
また、扇風機以外の不用品もまとめて回収してくれるのでとても便利です。引っ越しや断捨離などでまとめて不用品を処分したい方にはおすすめの方法です。
ただし、悪徳な不用品回収業者には十分注意してください。高額な請求をされたり、回収した不用品が近隣に不法投棄されるなどトラブルに巻き込まれる可能性があります。
事前に不用品回収業者のウェブサイトや口コミ、評判などを調べた上で依頼することが大切です。
扇風機を処分する際に注意すべきこと
扇風機を処分する際の注意点についてご紹介します。扇風機の状態や型式によって処分する際の取り扱いも変わってきます。
ご紹介する注意点を理解しておくことで、扇風機を適切に処分することができるので、ぜひ参考にしてください。
・【経年劣化による火災事故の恐れ】扇風機の状態を確認しておく
・羽なし扇風機・タワー型扇風機は分解できないものが多い
・業務用扇風機は産業廃棄物として取り扱われる場合がある
【経年劣化による火災事故の恐れ】扇風機の状態を確認しておく
扇風機は長期間使用することが多い電化製品です。しかし、経年劣化は火災事故の原因となる恐れがあります。
特に10年以上使用している扇風機は、劣化した部品が使用中に発熱や発火し、火災につながっているケースが多く、注意が必要です。
また、リサイクルショップやフリマアプリなどリユースした際の事故予防のため、 耐用年数の確認は必ず行うようにしてください。
羽なし扇風機・タワー型扇風機は分解できないものが多い
羽なし扇風機やタワー型扇風機は、通常の扇風機に比べて複雑な構造になっているので分解できないものがほとんどです。
分解できない場合、サイズや内部部品の関係上、不燃ゴミ・可燃ゴミとして出せないので、粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
ただし、各自治体によってルールが異なるので処分する前に問い合わせて確認することが重要です。
業務用扇風機は産業廃棄物として取り扱われる場合がある
工場や商業施設で使用されている業務用扇風機は家庭用の扇風機と異なり、高出力で家庭用と構造が大きく異なるため、「産業廃棄物」として扱われる場合があります。
その場合、「産業廃棄物収集運搬業許可」の資格を持っている専門業者に依頼する必要があります。
専用のウェブサイトで検索すれば登録業者を確認できるので、事前に調べておくのが重要です。
扇風機を処分したい人からよくある質問
扇風機を処分したい人からよくある質問をご紹介します。質問内容を理解することで、扇風機を効率的に処分することができるので、ぜひ参考にしてください。
扇風機をホームセンターで引き取ってもらえますか?
扇風機をホームセンターで引き取ってもらうことは可能です。
例えば、コメリの引取りサービスでは、コメリで購入した商品と同等品を店舗に持ち込んだ場合、無料で引き取ってもらえます。
ホームセンターによって引き取り条件が異なったり、引き取りしない店舗もあるので、事前に問い合わせて確認することが大切です。
扇風機を粗大ゴミとして処分する際の料金を教えてほしい
扇風機を粗大ゴミとして処分する際の料金は、地域や自治体によって異なります。各自治体の料金は以下の通りです。
地名 | 処分料金 |
---|---|
北海道札幌市 | 200円 |
東京都渋谷区 | 400円 |
兵庫県神戸市 | 300円 |
山口県周南市 | 200円 |
福岡県福岡市 | 300円 |
扇風機を自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用される場合は、お住まいの地域のルールに従って処分してください。
ハンディファンなどの小さい扇風機の処分方法は?
ハンディファンの処分方法には、不燃ごみとして出す方法や自治体の小型家電リサイクルボックスに出す方法があります。
乾電池タイプのハンディファンの場合は、乾電池を外して不燃ごみとして処分できますが、充電式のハンディファンは不燃ごみとして出せないため、小型家電リサイクルボックスを利用するのが良いでしょう。
小型家電リサイクルボックスは、市役所やスーパー、公共施設などに設置されていることが多いので、お住まいの地域で確認してみてください。
まとめ:扇風機を処分する方法
本記事では、扇風機を処分する方法をご紹介しました。扇風機の最適な処分方法は、個人の状況や扇風機の状態、型式によって異なります。
手間をかけずに安く処分するなら、自治体の粗大ごみ回収サービスやリサイクルショップを活用するのがおすすめです。
一方、新しく扇風機を買い替えようと考えているなら、家電量販店やホームセンターで引き取ってもらう方法が良いでしょう。
また、業務用扇風機など産業廃棄物として処分する場合や引っ越しや断捨離などで扇風機以外の不用品も処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのが最適な方法です。
扇風機を処分する際は、本記事を参考に、最適な処分方法を検討してください。