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壊れた冷蔵庫の無料回収は可能?処分する際の注意点もわかりやすく解説!
2025.07.02更新
不用品処分方法

壊れた冷蔵庫の無料回収は可能?処分する際の注意点もわかりやすく解説!

大久保宗洋

大久保宗洋

著者

所有資格

古物商許可証(第301092515031号) 遺品整理士(認定者番号第IS24283号)

プロフィール

東京都港区生まれ。2003年に東京都内の不用品回収会社へ入社し、現場スタッフとしてキャリアをスタート。 地道に現場経験を重ね、5年後には現場リーダーに昇格。その後、営業・マーケティング部門を兼務し、地域密着型の回収サービスのモデルを確立。 2013年に独立し、「片付けサポート」を創業。誠実なサービスと口コミにより徐々に知名度を獲得。 2023年5月には、全国対応の「不用品回収センター」を創業し、拠点と提携業者網を整備。全国対応体制へと移行。 業界の健全化を目指し許可業者のみを紹介するマッチングサービス「不用品回収比較センター」の運営を行う。

冷蔵庫が壊れたとき、どうやって処分すればいいの?

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無料で引き取ってくれるところって本当にあるの?

家庭で使用している冷蔵庫が突然動かなくなったり、経年劣化で壊れたりすることは珍しくありません。

そのような時、このように不安に感じたり、悩まれたりする方は多いのではないでしょうか?

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目に指定されており、多くの自治体では回収対象外となっています。そのため、法律で定められた家電リサイクル料金を支払い、適切に処分する必要があります。

しかし、ある方法を使えば、壊れた冷蔵庫でも「実質無料」で回収してもらえる可能性があります。

壊れた冷蔵庫の正しい処分方法を知らずに進めると、法律違反となって罰則を受けたり、悪質な業者に高額な費用を請求されることも少なくありません。

そこで、今回の記事では、壊れた冷蔵庫を処分する際の注意点や、具体的な処分方法を詳しく解説します。

壊れた冷蔵庫の無料回収を検討している方は、本記事で紹介する手順や注意点をチェックして、後悔のない処分を行いましょう。

結論:壊れた冷蔵庫でも、条件次第で無料回収してもらうことが可能

結論:壊れた冷蔵庫でも、条件次第で無料回収してもらうことが可能

結論から申し上げると、壊れた冷蔵庫でも、所定の条件を満たせば無料で回収してもらうことが可能です。

具体的な方法としては、ヤマダ電機が実施している「家電買取キャンペーン」を利用することです。

このキャンペーンにおいて冷蔵庫の引き取り対象となるのは、「2016年製〜2025年製」の製品です。ただし、破損や変色、色あせ、サビがひどいもの、または指定された付属品が欠けている製品は対象外となります。

また、壊れている洗濯機でも製造年の条件を満たしていれば、買取対象に含まれ、「一律10円」で引き取ってもらえます。

この方法を利用すれば、壊れた家電でも「実質無料」で処分することが可能です。

壊れた冷蔵庫を処分する際の注意点とは?

壊れた冷蔵庫を処分する際の注意点とは?

冷蔵庫を処分する際に、注意すべきポイントを3つご紹介します。

以下の内容をあらかじめ確認し、間違った手順で処分しないように十分注意しましょう。

家電リサイクル法対象製品に該当するため、粗大ごみ回収では対応できない

壊れた冷蔵庫を処分する際に注意すべき点は、冷蔵庫が「家電リサイクル法」の対象製品に該当するため、自治体の粗大ごみ収集には出せないということです。

家電リサイクル法」とは、地球環境の保全を目的として、テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫の4品目について、廃棄時に有用な部品や資源を回収・再利用することを定めた法律です。

そのため、これらの対象製品は、指定引取場所へ持ち込むか、家電量販店などで引き取ってもらうなど、適切な方法で処分する必要があります。

無料回収を謳い、勧誘してくる不用品回収業者には注意する

壊れた冷蔵庫を処分する際には、街中を巡回している軽トラックの廃品回収業者や、「無料回収」とうたったチラシを配布している業者には十分注意が必要です。

このような業者の中には、悪質な業者が含まれている可能性が高く、依頼時に都合の良い条件を提示しておきながら、後から高額な費用を請求されるケースも少なくありません。

さらに、冷蔵庫以外の品物まで無断で持ち出される恐れもあり、大変危険です。

不用品回収業者に依頼する場合は、公式サイトの情報や口コミ、近隣での評判などを事前に確認したうえで、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

参考:無料の不用品回収のチラシはトラブルの元?依頼しても大丈夫か解説!

水漏れや異臭防止のため霜取り・水抜きを必ずする

冷蔵庫を処分する際は、水漏れやカビ、異臭の発生を防ぐためにも、「霜取り」と「水抜き」を必ず行ってください。

これらの作業を行わずに処分してしまうと、冷蔵庫を運び出す際に床やトラックの荷台を汚してしまったり、異臭によって周囲に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

場合によっては、回収業者に引き取りを断られることもあるため注意が必要です。

冷蔵庫を処分する際のマナーとして、必ず事前に霜取り・水抜きを行うようにしましょう。

冷蔵庫の霜取り・水抜きの手順を紹介

冷蔵庫の霜取りや水抜きの手順は、以下の通りです。詳細は各製品の取扱説明書を参照してください。

  1. 冷蔵庫の電源を切る
  2. 冷蔵庫の中身をすべて取り出す
  3. 氷や霜を溶かす
  4. 排水口を確認し、排水トレイの水を捨てる
  5. 雑巾で冷蔵庫内の汚れや水分を拭き取る
  6. 冷蔵庫の扉を開けて乾燥させる

壊れた冷蔵庫の家電リサイクル料金表一覧【メーカー別】

壊れた冷蔵庫の家電リサイクル料金表一覧【メーカー別】

冷蔵庫の家電リサイクル料金は、メーカーやサイズによって異なります。処分する対象製品を確認の上、リサイクル料金を納めてください。

なお、リサイクル料金は変更される可能性があります。処分前に必ず確認するようにしましょう。

主なメーカーのリサイクル料金は以下の通りです。

製造メーカー リサイクル料金(税込)
アイリスオーヤマ 4,730円
アクア 3,740円~4,730円
内田製作所 4,730円
SIS 5,200円
オーム電機 5,200円
サンコー 5,200円~5,600円
三洋電機 3,740円~4,730円
SHARP 3,740円~4,730円
富士通ゼネラル 3,740円~4,730円
東芝 3,740円~4,730円
TOHO 5,200円
ニトリ 5,200円~5,600円
日本サムスン 3,740円~4,730円
日本ゼネラル 5,200円~5,600円
ノジマ 5,200円~5,600円
Panasonic 3,740円~4,730円
日立アプライアンス 3,740円~4,730円
松下電器産業 3,740円~4,730円
良品計画 3,740円~4,730円

参考:家電リサイクル券センター「リサイクル料金一覧表」

壊れた冷蔵庫を無料、もしくは有料で回収してもらう方法

壊れた冷蔵庫を無料、もしくは有料で回収してもらう方法

壊れた冷蔵庫を処分する具体的な方法について解説します。

無料で処分する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

指定引取場所に持ち込んで処分:家電リサイクル料金のみで引き取り

壊れた冷蔵庫を「指定引取場所」へ持ち込んで処分する方法があります。

指定引取場所は、各都道府県に設けられた家電リサイクル製品の回収施設で、対象製品を適切な方法で処分することが可能です。

この方法を利用するには、事前に郵便局で家電リサイクル料金を支払い、発行された「リサイクル券(控え)」を持参して施設に搬入する必要があります。

ただし、冷蔵庫を運ぶための車両の手配や、積み込み・荷下ろしといった作業が発生するため、手間や労力を考慮したうえで、利用することをおすすめします。

参考:一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター

指定引取場所に持ち込んで処分する際の手順

壊れた冷蔵庫は、家電リサイクル券を購入し、最寄りの指定引取場所に持ち込んで処分できます。

自分で施設まで運ぶ手間はかかりますが、運搬料金を節約できます。

処分する手順は以下の通りです。

  1. 処分する冷蔵庫の料金を確認する(メーカー・型番を確認)
  2. 郵便局で家電リサイクル券に必要事項を記入する
  3. 家電リサイクル券を購入する
  4. 冷蔵庫と家電リサイクル券を持って指定引取場所に持ち込む。

最寄りの家電量販店や販売店に引き取ってもらう

壊れた冷蔵庫の無料回収を検討している方は、家電量販店での引き取りサービスを活用するのもひとつの方法です。

基本的に、所定の家電リサイクル料金に加え、収集運搬料を支払うことで回収に対応してもらえます。

家電リサイクル料金はメーカーごとに全国一律ですが、収集運搬料は店舗によって異なります。

多くの家電量販店では、「買い替え時の回収」と「回収のみ」で料金設定が異なるため、事前に確認することが重要です。

ここでは、主な家電量販店が提供している引き取りサービスについてご紹介します。

ヤマダ電機:条件付きで壊れた冷蔵庫を10円買取

ヤマダ電機の「家電買取キャンペーン」を利用すれば、条件を満たすことで、壊れた冷蔵庫でも実質無料で処分することが可能です。

買取対象となるのは、「2016年製~2025年製の製品」で、この条件を満たしていれば、壊れていても一律10円で買い取ってもらえます。

なお、買取対象外の場合でも、所定の家電リサイクル料金と収集運搬料の2,500円を支払うことで引き取りは可能です。

参考:ヤマダ電機「家電リサイクル回収のお申込について」

ケーズデンキ:家電リサイクル料金+収集運搬料3,300円で引き取り

ケーズデンキの引き取りサービスでは、買い替えの場合や、過去にケーズデンキで購入された商品の引き取りのみを希望される場合、家電リサイクル料金に加えて収集運搬料3,300円を払えば、引き取りが可能です。

なお、ケーズデンキで購入されていない冷蔵庫の「引き取りのみ」の場合は、収集運搬料が6,600円となります。

家電製品の買取専門店に依頼して処分する

壊れた冷蔵庫を家電の買取専門店に依頼して処分するのも、ひとつの選択肢です。

製造から5~10年ほど経過した冷蔵庫であれば、引き取りに対応してもらえる可能性がありますが、実際には壊れている製品は買取対象外とされることが多いのが現状です。

それでも、壊れた冷蔵庫を清掃し、できる限りきれいな状態に整えてから査定に出すことで、買取には至らなくても無料で引き取ってもらえる可能性があります。

ただし、買取の可否や条件、対応内容は店舗ごとに異なるため、事前に各店舗の対応条件を確認したうえで依頼することが重要です。

地域の不用品回収業者に依頼して壊れた冷蔵庫を処分

壊れた冷蔵庫を処分する方法の一つに、お住まいの地域の不用品回収業者に依頼する方法があります。

不用品回収業者は、家電リサイクル法の対象製品など、自治体では回収できない品目にも対応できる専門業者です。

また、屋内からの運び出しや車両への積み込みなどもすべて任せることができるため、人手や時間をかけずにスムーズに処分できます。

ただし、壊れた冷蔵庫1台のみの回収だと、他の方法と比べて費用が割高になる可能性があります。

そのため、他の不用品とまとめて回収を依頼する方が、処分費用を抑えやすくなるため、おすすめです。

不用品回収業者に依頼して回収してもらう際の注意点

不用品回収業者を依頼する際にチェックすべき注意点をご紹介します。

業者とのトラブルを避けるため、事前に必ず確認しておきましょう。

不用品回収業者を依頼する際の注意点

・一般廃棄物収集運搬業の許可取得の有無
・会社の所在地や連絡先の確認
・Googleレビューの口コミや近所の評判
・電話や見積もり説明の際のスタッフの対応
・見積もりの内容、オプション料金の詳細

参考:優良な不用品回収業者を選ぶポイント6選!失敗しない選び方ガイド

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壊れた冷蔵庫を処分する際によくある質問

壊れた冷蔵庫を処分する際によくある質問

壊れた冷蔵庫を処分する際に寄せられる質問と、その回答についてご紹介します。

以下の内容を参考にして、スムーズに処分を進めてください。

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する費用はいくらですか?

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する場合、家電買取キャンペーンの条件(2016年製~2025年製)に合えば、最低でも10円で買い取ってもらえるため、実質無料で処分が可能です。

条件に合わない場合は、所定の家電リサイクル料金に収集運搬料として2,500円払えば引き取ってもらえます。

詳細は、ヤマダ電機の公式サイトでご確認ください。

壊れた冷蔵庫を回収するにはいくらかかりますか?

壊れた冷蔵庫を回収してもらう場合、指定引取場所に持ち込めば、家電リサイクル料金の4,000~5,000円程度で処分が可能です。

家電量販店や販売店で処分する場合は、家電リサイクル料金に別途収集運搬料の2,000円~5,000円がかかります。

ご自身の状況に合った方法を選び、適切な手順で処分しましょう。

ケーズデンキで冷蔵庫を引き取ってもらうには?

ケーズデンキで冷蔵庫を引き取ってもらう場合、所定の家電リサイクル料金に加えて、収集運搬料3,300円が必要です。

ただし、ケーズデンキで購入されていない冷蔵庫の「引き取りのみ」をご希望の場合は、家電リサイクル料金に加え、収集運搬料として6,600円がかかります。

詳細は、ケーズデンキの公式サイトでご確認ください。

10年以上の冷蔵庫を無料で回収してもらうことは可能ですか?

10年以上の冷蔵庫を、無料で回収してもらうことはできません。

家電リサイクル料金を払って、指定引取場所に持ち込んだり、家電量販店に引き取ってもらうなど適切な方法で処分してください。

まとめ:壊れた冷蔵庫の無料回収は限られた方法しかないため、自分にとって最適な方法で処分しよう!

まとめ:壊れた冷蔵庫の無料回収は限られた方法しかないため、自分にとって最適な方法で処分しよう!

本記事では、壊れた冷蔵庫を無料または有料で処分する方法について、詳しく解説しました。

壊れた冷蔵庫を無料で回収してもらうには、家電量販店の引き取りキャンペーンの条件を満たしている必要があります。

しかし、ほとんどの場合、家電リサイクル法に基づき、リサイクル料金を支払って正しい手順で処分しなければなりません。

法律に反した方法で廃棄すると、不法投棄とみなされ、罰則を受ける可能性もあるため、事前にルールを確認しておくことが重要です。

壊れた冷蔵庫を無料で処分したい方は、本記事を参考にして、正しい手順で適切に処分を進めてください。

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