不用品回収のパック料金はお得?費用相場や単品回収プランとの比較も紹介
Aさん
Bさん
不用品回収業者のパック料金を利用する時、このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。
不用品回収業者のパック料金は、引っ越しや断捨離などで大量に不用品が出る場合に利用するのがおすすめです。料金は定額で、手間や時間をかけることなく迅速に回収してもらうことが可能です。
しかし、不用品回収のパック料金の誇大広告に惑わされて安易に依頼すると、高額な請求を受けたり、回収された不用品が近隣に不法投棄されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
本記事では、不用品回収業者のパック料金について、利用するメリットやデメリット、費用の相場から注意点まで詳しく解説します。
不用品を処分する際、ぜひ参考にしてください。
目次
結論:不用品回収のパック料金は、大量処分の場合はお得である
不用品回収のパック料金は、引っ越しや断捨離など大量に不用品が出る場合に利用するのがおすすめです。
なぜなら、不用品回収業者のパック料金は、不用品の量に合わせて定額料金で利用できます。また、不用品回収業者が迅速に搬出作業を行ってくれるので、手間や時間がかからずとても便利です。
ただし、産業廃棄物や危険物など特定の不用品を回収する場合は、追加料金がかかったり、回収できない可能性もあります。不用品回収業者に依頼する前に詳細を伝えて確認しておくことが重要です。
不用品回収のパック料金を利用するメリット
不用品回収業者のパック料金を利用するメリットをご紹介します。
パック料金を利用することで、費用がお得になったり、手間や時間がかからず回収してもらえるので、とても便利です。パック料金を利用する際、ぜひ参考にしてください。
コストを抑えて大量の不用品を処分できる
不用品回収業者のパック料金を利用するメリットは、コストを抑えて多くの不用品を処分できることです。
引っ越しや断捨離で大量の不用品が出る場合、一般ごみとして処分できないものは、有料で粗大ごみ回収サービスや家電量販店に依頼する必要があります。
また、単品ごとの支払いになることが多いため、数量が増えるとその分コストもかさみます。
しかし、不用品回収業者のパック料金を利用すれば、定額で大量の不用品を回収してもらえるのでとてもお得です。
まとめて処理できるので、時間と労力を節約できる
不用品回収業者のパック料金を利用するメリットは、不用品をまとめて処理できるので、時間と労力を節約できます。
引っ越しや断捨離で不用品を処分する場合、荷造りや搬出作業、または自治体への粗大ゴミ回収手続きなどで、一定の時間と労力がかかります。
しかし、不用品回収業者のパック料金を利用すれば、不用品の搬出を迅速に行ってくれるため、時間と労力を大幅に節約することが可能です。
不用品の回収料金が明確で予算が立てやすい
不用品回収業者のパック料金を利用するメリットは、回収料金が明確で、予算が立てやすい点です。
例えば、引っ越しで大量の不用品が出た場合、個別に処分すると費用が変動し、全体の予算を把握するのが難しくなります。
しかし、不用品回収業者のパック料金は積載量に応じて料金が設定されているため、費用が明確で安心して依頼できます。
不用品回収のパック料金を利用するデメリット
不用品回収業者のパック料金を利用するデメリットをご紹介します。
不用品が少量の場合は割高になったり、特定の不用品は回収してもらえない場合もあるので、注意してください。
少量の不用品を処分する場合、割高になる
不用品回収業者のパック料金を利用するデメリットは、少量の不用品を処分する際に割高になる可能性がある点です。
例えば、不要になった扇風機を処分する場合、不用品回収業者の単品回収なら4,000~5,000円程度、自治体の粗大ゴミ回収サービスなら200~500円程度で済みます。
しかし、軽トラックのパック料金を利用すると、1.5万円~3万円ほどかかるため、割高になることが多いです。
少量で不用品を処分する場合、費用を抑えたいなら、自治体の一般ゴミや粗大ゴミ回収サービスの利用がおすすめです。
特定の不用品に追加料金が発生する場合がある
不用品回収業者のパック料金を利用するデメリットとして、家電リサイクル法の対象品や特殊な廃棄物は追加料金が発生する可能性があります。
家電リサイクル法対象商品は、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫です。これらの家電リサイクル料金は¥1,000~¥4,000程度であり、不用品回収業者によっては別料金が発生することがあります。
また、特殊な廃棄物は、汚泥や廃タイヤなどの産業廃棄物です。産業廃棄物処理の許可を得ている不用品回収業者であれば引き取り可能ですが、こちらも別料金が発生する可能性があります。
追加料金が発生する可能性がある場合、事前に不用品回収業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
特定の不用品は回収対象ではない場合がある
不用品回収業者のパック料金を利用するデメリットとして、特定の不用品は回収できない場合があります。
不用品回収業者が一般的に回収できない品目は以下の通りです。
- 食品などの生もの
- 注射器などの医療器具
- プロパンガス、ガスボンベなどの危険物全般
- 書類やDVDなどの記録媒体
ただし、単品回収では回収できない限定された不用品でも回収できる場合があります。
事前に問い合わせて確認することが重要です。
不用品回収のパック料金と単品回収の料金を比較!
不用品回収のパック料金と単品回収の料金をそれぞれ紹介します。
不用品回収業者によって料金体系は異なるので、依頼する前に見積もりを依頼することが重要です。
回収車 | パック料金 | 積載量目安 |
---|---|---|
軽トラック | 1.5万円~3万円 | 1人暮らしの荷物 |
2tトラック | 3万円~6万円 | 3人家族の引っ越し程度の荷物 |
4tトラック | 6万円~10万円以上 | 3DK~4DKで大量の不用品がある場合 |
回収品目 | 単品回収料金 |
---|---|
自転車 | 1,000円~ |
テーブル | 3,000円~ |
パソコン | 3,000円~ |
テレビ | 5,000円~ |
冷蔵庫 | 1万円~ |
単品回収料金に基本料金や家電リサイクル料金が加算されます。
不用品回収の単品回収のメリット
- パック料金では回収対象外となる不用品でも引き取ってもらえる場合がある
- 不要な追加料金が発生しない
- 即日回収してもらいやすい
不用品回収の単品回収のデメリット
- 回収する不用品によって料金が異なる
- 複数の不用品を処分する場合、費用がかさむ
- 各不用品ごとに回収を依頼する必要がある
不用品回収のパック料金の費用相場
ここでは、不用品回収のパック料金の費用相場について解説します。
費用相場を理解することで、パック料金を利用する際の目安となりますので、ぜひ参考にしてください。
軽トラック:約1万5千円~3万円
軽トラックのパック料金は約1.5万円~3万円です。軽トラックの広さは、およそ1.5~2㎥で、高さ1mまで荷物を積むことができます。
最大積載量は350㎏(運転手含む)で、作業員1名が含まれています。荷物の量は、1人暮らしで使用する荷物一式が目安です。
軽トラックのサイズは限られているため、処分する不用品の量が少ない家庭や、引っ越し時の軽い荷物整理に適しています。
2tトラック:約3万円~6万円
2tトラックのパック料金は約3万円~6万円です。2tトラックの広さは、およそ3~4㎥で、高さ1mまで荷物を積むことができます。
最大積載量はその名の通り2,000㎏で、作業員2名が含まれています。荷物の量は、3人家族で使用する家財一式が目安です。
大きな家具や家電など、回収可能な荷物が多い場合には、引っ越しや断捨離で大量の不用品が出た際にとても便利です。
4tトラック:約6万円~10万円以上
4tトラックのパック料金は約6万円~10万円以上で、不用品回収業者が保有する最大のサイズです。4tトラックの広さは、軽トラックのおよそ4台分の荷物を積むことができます。
作業員は基本的に2名で、荷物の量は一戸建ての家財一式回収できるほどの荷物が回収可能です。
例えば、ゴミ屋敷の不用品回収や商業施設、オフィスからの大規模な不用品処分の場合などに適しています。
ただし、不用品回収業者によって4tトラックを所有してない場合もあるので事前に確認しておきましょう。
不用品回収のパック料金を利用する際の注意点3選
不用品のパック料金を利用する際の注意点をご紹介します。
注意点を理解しておくことで、パック料金を効率良く利用できるので、ぜひ参考にしてください。
悪質な不用品回収業者に注意する
不用品回収業者のパック料金を利用する場合、悪質な不用品回収業者には十分注意してください。
悪質な不用品回収業者に依頼すると、高額請求をされたり、回収された不用品が近隣に不法投棄され、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
例えば、「お得な定額パック全てが込み込みの料金」という広告を見て依頼した消費者は、不用品をトラックに積んでもらった後、別途処分料やリサイクル料金が加算され、結果的に定額パック料金を超える請求をされるケースがあります。
このような誇大広告を出している不用品回収業者はとても危険です。不用品回収業者を依頼する際は、評判や口コミ、一般廃棄物処理業の許可を取得しているか、などを十分確認してください。
引用元:朝日新聞デジタル 「悪質な不用品回収業者から高額請求」
不用品回収業者の回収対応エリアを事前に確認する
不用品回収業者のパック料金を利用する場合、回収対応できるエリアを事前に確認してください。エリア外では追加料金が発生するか、サービスを利用できないことがあります。
特に遠方の場合、回収が難しいこともあるため、確認することが大切です。
ただし、単品回収業者は、広い地域でサービスを展開していることが多いので、事前に問い合わせてみるのも良いでしょう。
追加料金がかからないかを確認する
不用品回収業者のパック料金を利用する場合、追加料金が発生するか確認することは非常に重要です。確認せずに依頼すると、追加料金を請求される恐れがあります。
例えば、重量のある家電製品や、リフォームで発生した木材や金属くずなど、処分が難しい品目には、処分料やリサイクル料金といった名目で追加料金が発生する可能性が高いです。
回収品目を不用品回収業者に詳細に説明し、明確な見積もりを事前に取ることで、安心して依頼できます。
不用品回収のパック料金を利用する際によくある質問
不用品回収のパック料金を利用する際によくある質問をご紹介します。よくある質問を理解しておくことで不用品を効率的に処分することができます。ぜひ参考にしてください。
不用品回収の2トントラック・4tトラックでどれくらいの不用品が回収できますか?
不用品回収の2tトラックの最大積載量は2,000㎏で、荷物の量は、3人家族で引っ越しする家財一式程度が目安です。4tトラックの荷物の量は一戸建ての家財一式回収できるほどの荷物を積載できます。
ただし、4tトラックを所有している不用品回収業者は限られているので事前に確認してください。
引っ越し時に不用品回収のパック料金を利用できますか?
不用品回収のパック料金を引っ越しの時に利用することは可能です。引っ越しで大量の不用品が出る場合、引っ越し業者が荷物を取りに来る前に手配しておくのがおすすめです。
引っ越し業者が先に荷物を回収すると、不用品も一緒に回収されて、再度処分しなければならない可能性があります。
引っ越し業者が不用品回収サービスを提供することもありますが、大型家電や産業廃棄物など、回収できないものもあります。そのため、専門の不用品回収業者に依頼するのが最適です。
不用品回収のパック料金のまとめ
本記事では、不用品回収業者のパック料金について解説しました。
パック料金は、引っ越しや断捨離などで大量に不用品が出る場合に利用するのがおすすめです。
大量に不用品が出る場合、個別に処分するには手間や時間がかかり、費用がかさむ可能性があります。
しかし、不用品回収業者のパック料金を利用すれば、不用品の量に応じた定額料金で、手間や時間をかけずに迅速に回収してもらえます。
まとめて不用品を回収してもらいたい場合は、不用品回収業者に問い合わせて、詳細の内容や見積もりを依頼することが重要です。