無料の不用品回収のチラシはトラブルの元?依頼しても大丈夫か解説!
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無料回収を謳った不用品回収のチラシを普段の生活の中で見かけたことがあると思います。「無料回収」と言う言葉にひかれて依頼しようか迷ったことはありませんか?
無料回収を謳ったチラシの不用品回収業者に依頼するのは、トラブルの原因となる可能性があるため危険です。
安易に依頼すると、回収後に高額な料金を請求されたり、近隣に不法投棄される可能性があります。
不用品の回収を依頼する場合は、優良な不用品回収業者を探して、依頼するようにしてください。
本記事では、無料の不用品回収のチラシについて、危険な理由や口コミ・評判、よくある質問を詳しく解説しています。
無料回収のチラシを見かけた際は、ぜひ参考にしてください。
目次
結論:無料の不用品回収のチラシは高額請求や不法投棄の可能性があり危険
結論を言うと、無料の不用品回収のチラシは、高額請求や不法投棄の可能性があり危険です。
その理由は、都道府県の認可を取得していない違法業者で、悪質な不用品回収業者の可能性が高いからです。
「無料回収」と謳ったチラシを見て不用品回収を依頼しない方が確実ですが、もし依頼する場合は、記載してある不用品回収業者をウェブサイトやGoogleマップの口コミ・評判を調べた上で依頼してください。
優良な不用品回収業者を依頼したい場合は、自治体が提携している一般廃棄物処理業者や不用品回収比較センターなどを利用して探すのがおすすめです。
無料回収を謳いチラシを入れてくる不用品回収業者が危険な理由5選
無料回収を謳ってチラシを入れてくる不用品回収業者が危険な理由をご紹介します。
「無料回収」を謳う不用品回収業者は、悪徳業者の可能性が高いため十分な注意が必要です。チラシを見て依頼する前に、ぜひ参考にしてください。
不用品回収後に、高額な追加料金を請求される可能性がある
無料回収を謳ったチラシを見て不用品回収業者を依頼した場合、不用品回収後に高額な追加料金を請求される可能性があります。
追加料金を請求する名目として、積み込み料金や処分料金など口実をつけて請求してくるケースが大半です。
チラシを見て不用品回収業者を依頼する前に、チラシの内容について問い合わせたり、見積りを依頼するようにしてください。
もし、質問しても曖昧な回答しか返ってこない場合は、悪徳業者の可能性が高いため、依頼するのは止めましょう。
悪質な不用品回収業者による強引な営業をされることがある
無料回収を謳ってチラシを入れる不用品回収業者は、強引な営業をしてくることがあります。
例えば、必要な不用品を回収してもらった後に、不用品以外の貴金属や洋服を高圧的な営業で回収されるケースや、アポなしで突然訪問して、「無料」という言葉で不用品を回収し、後で高額請求されたなどの事例もあります。
特に高齢者の自宅に訪問するケースが多いため、十分な注意が必要です。
しつこく営業をされた場合は、警察に通報して対応してもらうか、訪問してきても家に入れないようにしてください。
チラシには詳細な契約内容が記載されておらず、トラブルが発生する
無料回収を謳ったチラシには、詳細の契約内容が記載されていないケースが多く、後でトラブルが発生する可能性があります。
そのため、事前に契約内容の確認が必要です。例えば、可能な積載量や処分料金、搬出料、リサイクル料金などについてです。
曖昧な回答しか出さない不用品回収業者に依頼すると、後で高額な追加料金を請求されたり、不用品以外の物品を回収される、などトラブルに巻き込まれる可能性があります。
不用品回収業者に契約内容を十分に確認してから依頼することが重要です。
適切に処理されず不法投棄されることがあり、依頼者が責任を問われることがある
無料回収を謳ったチラシを見て不用品回収業者を依頼した場合、回収した不用品が適切に処分されず、近隣に不法投棄され、依頼者に責任を問われることがあります。
その場合、依頼主が不用品回収業者に依頼したこと、また不法投棄したのが不用品回収業者であることを証明しなければなりません。
万が一、責任を問われた場合、5年以下の拘禁刑若しくは1千万円以下の罰金となります。
そのため、不用品回収業者を安易に依頼することは十分に避けるようにしてください。
行政の許可を得ていない違法業者が含まれている
無料回収を謳ったチラシに掲載されている不用品回収業者は、各自治体が管轄している一般廃棄物収集運搬業の許可を得ていない可能性が極めて高いので注意が必要です。
許可申請を受けていない不用品回収業者は不用品を適切に処分することができないため、回収後、近隣に不法投棄する可能性が高くなります。
一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているかの確認は、自治体のウェブサイトで検索することができるので、依頼する前に確認することが重要です。
ポストに無料回収のチラシが投函されていた【知恵袋に寄せられた質問と回答】
Yahoo!知恵袋の中から無料回収のチラシが投函されていた際の質問と回答をご紹介します。
今後、無料回収のチラシが投函されていた場合の参考にしてください。
質問 | 回答 |
---|---|
①チラシがポストに投函されていましたが、会社名もなく宛先は個人携帯番号です。私の庭にはWork製のスポーツホイールが4本置いてあり、SNSでスポーツカーや高級車の盗難がチラシを使って行われるという話を見かけました。狙われているのでしょうか?
参照:Yahoo!知恵袋 |
①車を狙われているかは分かりませんが、チラシを拝見する限り、違法業者の可能性は高いと思います。 また、公安委員会認証許可番号が記載されていますが、これは古物商許可証のことです。この許可証があれば、古物を買い取って販売することはできます。しかし、一般廃棄物収集運搬業の許可を取っているかは分からないので、不用品回収を依頼するのは危険です。自治体のウェブサイトで調べる方法もありますが、許可を取得している可能性は低いと思います。 |
②ポストに入っていた不用品無料回収のチラシを信じて、百均の卵焼きフライパンを家の前に出して回収してもらいました。チラシには有料回収品もあり、個人携帯の番号と担当者の名前が記載されています。エコマークや資源再生連盟のロゴもありましたが、調べても同じものは見つかりませんでした。以下について教えてください。
参照:Yahoo!知恵袋 |
②質問内容について、回答します。
1、2、引き取られてからどれくらい日数が経過しているかわかりませんが、トラブルが起きるとしたら当日もしくは2~3日後かと思います。 トラブル内容としては回収料金の請求です。その他不法投棄の可能性もありますが、現状何も無ければトラブルの心配はないかと思います。 3、トラブルを避けるには、事前に自治体の窓口や消費生活センターに相談してください。 4、トラブルが発生した場合、直接不用品回収業者と交渉するか、自治体の相談窓口、消費生活センターに相談してください。 |
③先日、不用品回収のチラシをCDプレイヤーに貼って玄関に置いたところ、チラシを貼っていない自転車まで持って行かれてしまいました。業者に連絡し、回収担当者に確認してもらっている状況です。この場合、自転車は戻ってくるのでしょうか?
参照:Yahoo!知恵袋 |
③通常であれば自転車は返還されます。しかし、自転車が転売されていたり、処分されている場合は戻ってきません。その場合、民法709条に基づいて、損害賠償請求が可能です。 |
④ポストに『何でも無料回収』と書かれたチラシが入っていましたが、会社名はなく、携帯番号と古物商許可番号のみが記載されています。許可番号を調べても見つからず、怪しい業者です。通報した方が良いでしょうか?また、通報するならどこに連絡すれば良いでしょうか?
参照:Yahoo!知恵袋 |
④通報するのであれば自治体の相談窓口や警察署、消費生活センターです。
しかし、県のデータを調べたとはいえ、確実ではないですし、違法性の可能性をよく調べてから通報することをおすすめします。 |
ポストに不用品回収のチラシが入っていた人の感想【みんなの体験談】
ポストに不用品回収のチラシが投函されていた人の感想をご紹介します。無料回収のチラシが入っていた時の参考にしてください。
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妻が出産を控えているので部屋の整理がてら断捨離で物を減らしているんだけど、不用品回収業者とのやり取りが色々と学びになったのでシェア。
地域で粗大ゴミを出すには予約が必要。んで、予約しようにもかなり先まで埋まっていて困ったところで”不用品回収します!”というチラシを目にした。→
— つっきー (@psypsytuki) June 6, 2024
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不用品回収業者のチラシが入ってた。買取じゃないやつ。検索したらトラックに積んだ後に高額請求されたりトラブル多発らしい。皆さん4月5日は気を付けて!家の前に留めてあるバイクや自転車が盗まれるかもしれないよ。 pic.twitter.com/0mKwK7IGmS
— 2025年2月 (@2025nen2gatsu) March 31, 2023
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うちにもよく入るこの無料不用品回収のチラシどう思います?「無料で回収してどうやって利益得られるんだろう?まあ無料だからいいか」って思うとが多いよね、これ転売できそうなもだけ無料回収なのよ、それ以外は有料になる、まず無料と見たら確実に騙しだと思っていい。 pic.twitter.com/gehhpSMeQB
— nob (@doroicarv_nob) May 15, 2024
優良な不用品回収業者にゴミの処分を依頼する方法
不用品回収時のトラブルを避けるために、優良な不用品回収業者を選ぶ必要があります。
今から、優良な不用品回収業者の選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
不用品回収比較センターを利用する
安心して不用品を回収してもらうためには優良な不用品回収業者を選ぶ必要があります。そのためには、不用品回収比較センターを利用するのがおすすめです。
不用品回収比較センターでは、最も格安で不用品を回収してくれる優良な業者を無料で紹介してくれます。
利用の流れは以下の通りです。
- 一括見積りの依頼
- 複数社との料金やサービス内容の比較
- 自分に合った不用品回収業者を選ぶ
不用品回収業者選びに迷った際は、ぜひ一度問い合わせてみてください。
Googleマップで近くの不用品回収業者を調べ評価の高いところに依頼
優良な不用品回収業者を探す方法として、Googleマップで近くの不用品回収業者を調べ、評価の高いところに依頼する方法があります。
Googleマップでのレビューの信憑性を確認するポイントは、以下の通りです。
- 口コミの数と評価の平均
- 口コミの内容
- 最新の口コミ投稿日
- 多くの投稿をしているアクティブユーザーの口コミ
Googleマップに関するガイドラインでは、企業の口コミに対する報酬やインセンティブの提供は禁止されており、あくまで実体験に基づいた投稿を促すルールとなっています。
Googleマップの口コミは、一定の信憑性が担保されているのでぜひ参考にしてください。
自治体と提携している一般廃棄物処理業者に依頼する
不用品の処分をする場合、自治体と提携している一般廃棄物処理業者に依頼する方法があります。
一般廃棄物処理業者は、一般家庭の生ゴミなどの燃えるゴミや不燃物などを回収し、適切に処理を行ってくれます。
自治体の認可を受けて業務を行っているのでとても安心です。
ただし、指定の日時や場所に出す必要があるので、手間や時間がかかります。また、不用品によって回収できない場合もあるので事前の確認が必要です。
無料の不用品回収のチラシに関してよくある質問
無料の不用品回収のチラシに関してよくある質問をご紹介します。この内容を理解することで、無料回収チラシが入っていた際の参考になるので、ぜひ参考ご覧ください。
古物商許可を持つ不用品回収業者が無料で回収するのは違法ですか?
古物商許可を持っている不用品回収業者が、無料で回収するのは違法ではありません。
古物商許可とは、古物を売買する際に必要になるもので、各都道府県の公安委員会の許可が必要です。
また、不用品回収業者として営業するために最低限必要な許可となります。
家電リサイクル法対象品目を、チラシの不用品回収業者に無料回収してもらうことは可能か?
家電リサイクル法対象品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、エアコンなど)を無料回収のチラシの不用品回収業者に回収してもらうのは避けてください。
通常、家電リサイクル法対象品目は、リサイクル費用がかかります。
正規の回収ルートでは、リサイクル料金が設定されているため、これを無視して無料で回収することはできません。
回収が可能な業者は、一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している不用品回収業者や家電を購入した量販店、自治体の認可を受けた回収業者などです。
無料チラシの不用品回収業者に安易に依頼すると、回収後に不法投棄などトラブルの原因になる可能性があるので注意しましょう。
無料回収のチラシを見たら通報すべき?
無料回収のチラシを見て通報するかどうかは違法性を考慮して判断してください。
通報する場合、自治体の相談窓口や近くの警察署もしくは、消費生活センターになります。
警察署に通報する場合、チラシの写真やその他の証拠があれば、一緒に提出しましょう。
無料回収のチラシが入っていた場合、通報するかどうかは、記載されている不用品回収業者の情報などきちんと調べた上で、慎重に判断してください。
まとめ:無料の不用品回収のチラシは危険
本記事では、無料を謳った不用品回収のチラシについて解説しました。
もし、無料回収を謳った不用品回収のチラシが自宅のポストに入っていた場合、その不用品回収業者に依頼するのは避けてください。
チラシに記載している不用品回収業者に依頼すると、回収後に高額請求をされたり、回収した不用品を近隣に不法投棄されるなどトラブルに巻き込まれる可能性があり、とても危険です。
もし、依頼する場合でも、記載されている企業が優良な不用品回収業者かどうかウェブサイトやGoogleマップの口コミなどを調べた上で依頼してください。
優良な不用品回収業者を選ぶおすすめの方法は、地域の自治体が提携している一般廃棄物処理業者や不用品回収比較センターなどを利用する方法です。
無料回収のチラシを見て不用品回収業者を依頼する場合は、本記事をぜひ参考にしてください。