突然家に来る不用品回収業者の利用は危険!理由と対処法を解説
Aさん
Bさん
Cさん
あなたもこのように悩んでいませんか?
実は私も不用品回収業者が突然家に来た時、同じ悩みを抱えていたのでその気持ち、痛いほど分かります。
結論から言うと、突然家に来る不用品回収業者を利用することは危険です。
それではなぜ、突然家に来る不用品回収業者を利用することが危険と言われるのでしょうか?
安心して依頼できる不用品回収業者を見つけるためには、事前の情報収集が重要です。
この記事を読み終わった頃には、なぜ突然家に来る不用品回収業者の利用が危険なのかがわかります。
突然家に来る不用品回収業者を利用するか迷っているという方のために、優良業者の判断の仕方についても解説します。
目次
突然家に来る不用品回収業者の利用が危険な理由
突然家に来る不用品回収業者の利用が危険な理由は、悪徳業者の可能性が高いからです。
例えば、不用品回収業者が無料で不用品を処分しますと言っていたのにも関わらず、あとから高額料金を請求されてしまうといったケースがあります。ですから、家庭で出るごみの出し方には細心の注意が必要です。
トラブルの原因になるので、突然家に来る不用品回収業者への依頼はやめましょう。
以下からは、突然家に来る不用品回収業者の利用が危険な理由について詳しく解説していきます。
事前に不用品回収業者の口コミを調べることができず、優良業者かどうか分からない
突然家に来る不用品回収業者は、事前に業者の口コミや評判を調べることができないため、悪徳業者である可能性が高いです。優良な不用品回収業者は、予約や申込みなしで突然家に来るようなことはありません。
突然の訪問で業者名を名乗られても、その場で業者の口コミや評判を検索することは難しいです。
ですから、優良業者なのかを判断することができないです。
信頼できる業者は、事前に受付を行ってから訪問することが一般的です。
不用品回収業者に関する情報が得られないまま利用することは、悪徳業者に依頼してしまう可能性があり、危険です。一度検討するかたちをとるか、きっぱり断りましょう。
安心・安全な不用品の片付けを依頼するために、必ず不用品回収業者の評判や資格を確認しましょう。
実際にアポなしで訪問して来る不用品回収業者は、優良業者とは言えません。
資格を所有しない違法な不用品回収業者の可能性が高い
不用品回収を行うためには、国や自治体から正式に認められるための資格・認可が必要となります。
ですが、突然家に来る不用品回収業者は、資格を所有しない違法な不用品回収業者の可能性が高いです。
不用品回収に必要な資格は以下の3つです。
それぞれの業務の範囲やエリアに応じた資格を取得しないで営業している不用品回収業者は、違法業者にあたるため、罰則が科されます。
突然家に来る不用品回収業者は、訪問先がどんな自宅の不用品を所持しているのかわからない状況で来ます。対応する資格を本当に取得しているのかが不明確であり、違法な悪徳業者の場合があるので、利用は控えることをおすすめします。
仮に利用する場合も、依頼前に必ず「資格は持っていますか?」と不用品回収業者に聞くようにしましょう。
家に上げると断りにくくなり、押し買い・ぼったくりに遭う可能性が高い
強引に回収・買取を要求してくる不用品回収業者を家に上げてしまうと、高圧的な態度を取られ、恐怖心から断りきれず、不用意に家具や家電を高額で買取られてしまう危険性があります。
家の中の不用品を強引に持ち出して高額な回収費用を請求するのも悪質な手口の一つとして挙げられます。
また、最初に契約書にサインをしてしまい、回収後に高額請求されたというケースも少なくありません。
なので、突然来る不用品回収業者を家に上げることは絶対に避けましょう。
突然訪問してきた不用品回収業者に依頼してトラブルになった例が多数ある
悪質な手口を使った不用品回収業者と利用者間でのトラブルは多発しています。
実際に、突然訪問してきた不用品回収業者に依頼してトラブルになった例を紹介します。
- 「無料で回収すると言われたが、高額請求された」
=突然家に来た不用品回収業者が起こしたトラブルとして多いのが高額な請求をされたという事例です。 - 「不用品回収業者を装って訪問し、金目のものを盗難された」
=2021年5月28日に不用品回収業者を装って家を訪問し、貴金属を盗難されるという事件も発生しました。安易に不用品回収業者を家に上げるのは危険です。>>参考:【独自】不用品買い取り装って訪問、「貴金属も見せて」と要求し指輪盗む…元バレー選手逮捕 - 「業者に回収された不用品が不法投棄・高額転売されていた」
=突然家に来る不用品回収業者の訪問で、いらない物の処分をお願いし依頼費を支払ったが、回収された粗大ゴミが不法投棄・高額転売されていたという事例もあります。
このようなトラブルは、突然来る不用品回収業者・軽トラックで放送しながら街を巡回する・不用品の無料回収チラシを配る
不用品回収業者を利用した際に多く起こりうる事例です。
家に突然不用品回収業者が来た時の対処法
パンダ回収隊長
Dさん
家に突然不用品回収業者が来たとき、安易に家の中に招き入れたりするとトラブルが起きるリスクが高いです。以下からは、突然不用品回収業者が家に来た時の対処法について解説します。
一番おすすめなのは「今不要なものはありません」とキッパリ断ること
家に突然不用品回収業者が来た時の対処法として、一番おすすめなのが「今不要なものはありません」とキッパリと断ることが大切です。
「今不要なものはありません」とはっきりと断ることで、不用品回収業者に家の中を見られるリスクを回避し、無用なトラブルやプライバシーの侵害を防ぎます。
業者の口コミや評判もわからないため、もし不用品があっても事前に調べてから依頼する必要があります。高額買取や無料回収などで強引におすすめしてきても、「今不要なものはありません」とキッパリと断りましょう。
また、少しでも話を聞くと断りにくくなったり、プレッシャーに感じる場合もあるので、なるべくすぐに断りましょう。
断っても引き下がらない場合は「警察を呼びます」と伝える
自宅に突然来る不用品回収業者が引き下がらない場合は「警察を呼びます」と伝えましょう。
しつこく勧誘して来る場合は悪質な不用品回収業者の可能性が高いです。
優良な業者であれば、一度断った場合は帰ってくれる場合が多いでしょう。
また、断っているのに強引に営業することは特定商取引法の違反にあたります。
躊躇わずに、通報し助けを求めましょう。
玄関先で名刺を貰い「不用品回収業者の評判を調べる」
家に訪問に来た際、業者の名刺を貰い、不用品回収業者の評判を調べましょう。
以下の場合は、注意が必要です。
・会社の住所や代表者名などの記載がない場合
・評価の低い口コミが多くある
・連絡先の電話番号が固定電話ではない、記載されていない場合
「名刺を忘れた」「名刺がない」と断られた時は非常に怪しいです。
不用品回収業者の情報が得られない場合は、キッパリと断りましょう。
「事前見積りを紙でください」と言って見積りで提示された金額しか払わない
突然家に来る不用品回収業者を利用する場合には、「事前見積りを紙でください」と言って見積りで提示された金額しか払わないようにしましょう。
見積もり金額を先にもらい、払える限度額も伝えておけば、作業後に高額請求されるといったことを防ぐことができます。
事前見積もりが紙やLINEでの文章としてではなく、口頭だけの場合でもNGです。
口約束だけだと、回収後に「そんなことは言っていない」と言われることもあります。
また、安くすると言われ、値引きされたと錯覚してしまうかもしれませんが、見積もりが提示されない限り、実際の回収金額は分かりません。安くするといった言葉には、騙されてはいけません。
ですから、回収前に事前見積もりを請求し、「見積もり分しか支払わない」とはっきり伝えておきましょう。
突然家に来た不用品回収業者が信頼できる優良業者か判断する方法
もし不用品を回収してもらいたい場合、突然家に来た不用品回収業者が悪徳業者であるか、優良業者であるか見極める必要があります。
以下からは、突然家に来た不用品回収業者が優良業者であると判断する方法を紹介します。
運営会社名・サービス名を聞いてそれぞれ悪評がないかチェック
突然家に来た不用品回収業者が、優良業者か判断するには、運営会社名やサービス名を聞いて悪評がないかチェックをしましょう。
ホームページ以外で、レビューサイトに寄せられた利用者の口コミを参考にすることがおすすめです。実際に、利用した方の声を参考にすることは不用品回収業者の対応、利用時の費用、信頼性の有無を判断する材料になります。
利用者の低評価が多い業者は避けた方がいいので、運営会社名・サービス名は必ず聞き、レビューをチェックすることが必須となります。
運営会社やサービスの公式ホームページがあるか確認
運営会社やサービスの公式ホームページを必ずチェックしましょう。
ホームページに掲載されている実績や利用者の声は参考になります。
連絡先が記載されていても携帯番号で登録されている場合は、全くの架空会社である可能性も高いのです。
さらに住所をGoogleマップなどで調べるのが賢明です。少しでも違和感を感じたら、利用するのは避けましょう。
そもそもホームページがない場合は、運営実態がなく、トラブルが起きても対応する準備ができていないことがわかります。このように、公式ホームページは事前にチェックしておきましょう。
無料回収可能ですと言われた場合は利用しない
無料回収可能ですと言われてもお得な話に乗らず、断りましょう。
不用品回収業者が無料を謳う裏には、隠れた追加料金や低品質なサービスが潜んでいる可能性があります。
実際に、無料と言われたので回収をお願いしたら高額請求をされた事例があります。
以下は、実際に高額請求のトラブルが発生した3例です。
- 不用品の回収をしてもらい、トラックに荷物を積み終えた際に高額な支払いを要求される
- 高額請求をされ、キャンセルしようとしたが「荷台に乗せたのでキャンセル料がかかる」と言われた
- 高額の料金を支払い、高齢者には後日返金されると言われたが、実際にはそんな制度がなかった
- ポストに不用品を無料回収してくれるチラシが入っていて、依頼したがぼったくられた
悪徳業者は、積み込み代などの追加料金や理不尽なオプション費用を後出しで請求して来る可能性が高いです。
無料という言葉に惑わされず、利用は避けましょう。
クーリング・オフは可能ということを書面で残せるか聞く
必ず、クーリング・オフは可能ということを書面で残せるか聞きましょう。
クーリング・オフを書面で残すことで取引の重要な証拠となります。
不用品回収業者と消費者の間でクーリング・オフが発生した場合、書面で残しておくことで、後のトラブル解決に役立ちます。
- 契約した日を含めて8日以内
- 訪問販売や電話勧誘で商品・サービスを契約した場合
- 書面または電磁的記録で行う
上記のように、訪問時の回収にはクーリング・オフが適用されるようになりました。
事前見積もりや、契約書にサインをする前にクーリング・オフなどの記述が明記されているか確認しましょう。
クーリング・オフは可能ということを書面で残せない場合は、不用品回収の利用を断ることが賢明です。記載がなかった場合には、書面で残せるか確認をとる必要があることを覚えておきましょう。
突然家に不用品回収業者が来た!という人からよくある質問
不用品回収業者が突然家に来た!という人が不安に思い、問い合わせをしてくることがあります。
突然家に来る訪問営業はそもそも違法なのではないかと、疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
以下からは、突然家に不用品回収業者が来た!という人からよくある質問を紹介します。
不用品回収業者がアポ無しで訪問するのは違法ですか?
不用品回収業者がアポ無しで家に来ること自体には違法性はありません。
しかし、不用品回収業者のみならず、事前の連絡なしに消費者宅を訪問し、強引な勧誘や商品販売を行った場合は、「特商法」と呼ばれる法律によって禁止されています。
また、訪問販売を行う場合には、以下の内容を消費者に伝えなければなりません。
・事業者の氏名
・契約の締結について勧誘をする目的であること
・販売する商品の種類
アポなし訪問自体に違法性はありませんが、上記の内容に関する説明がない場合は、違法行為にあたるということを頭に入れておきましょう。
家に突然訪問してくる不用品回収業者は怪しい?
アポ無しで突然訪問して来る不用品回収業者は、悪徳業者である可能性が高いです。実は、アポ無しでいきなり家に来る優良な不用品回収業者は、ほとんどいません。
トラブルの元になるため、普通であれば事前のアポイントをとってから対応します。実際、突然家に来る不用品回収業者と利用者間のトラブルや被害が多数発生しています。
ですから、何の前触れもなくいきなり家に来るような不用品回収業者には注意しましょう。
不用品回収業者を名乗る外国人が家に来ました。依頼して平気ですか?
不用品回収業者を名乗る外国人が家に来た場合は、依頼してはいけません。突然家に来る不用品回収業者は、外国人や日本人に関わらず悪徳業者である可能性が高いです。
不用品回収の高額請求を狙った訪問や、不用品回収を装った空き巣の在宅確認の可能性も考えられます。不用品の回収・運搬するには、お住まいの市区町村に必要な資格を取得した業者しか取り扱えません。
ですから、外国人や日本人に関わらず、依頼することは控えましょう。
まとめ:突然家に来る不用品回収業者は危険
突然家に来る不用品回収業者は、安全面で不安があるため、非常に危険です。
不用品回収以外にも、自治体の粗大ゴミ回収サービスに持ち込む、リサイクルショップに買取依頼する、
リサイクルに対応している業者を探す、家具や家電メーカーに引き取ってもらう、といった不用品の処分方法はいくつかあります。
急ぎで依頼したい場合は、不用品回収業者の所在地や電話番号、評判、さらにはその業者がどの地域に対応しているかも確認してから依頼するようにしましょう。
地域によっては、年中無休24時間LINE受付対応で、片付けに必要な時間を短縮できる不用品回収業者もありますので、まずはお気軽に見積もりを依頼してみましょう。