
不用品回収業者に大量のゴミを回収してもらう際の注意点!【自分で捨てる方法も解説】
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引っ越しや大掃除で大量のゴミが出たとき、不用品回収業者への依頼を検討する方も多いと思います。その際、多くの方がこのような疑問や不安を抱えているのではないでしょうか?
不用品回収業者に大量のゴミを処分してもらう場合、見積もりの内容や回収品目、キャンセルポリシーなどを事前に確認し、優良な業者に依頼することが重要です。
誤った方法で不用品を処分すると、無駄な出費や手間がかかったり、悪質な業者に騙されてトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
今回の記事では、不用品回収業者に大量のゴミを回収してもらう際の注意点や、大量の不用品を自分で処分する方法など詳しく解説します。
不用品回収業者への依頼を検討している方は、本記事を参考にして、信頼できる業者を選び、適切に処分を進めてください。
目次
大量の不用品の処分を不用品回収業者に依頼するメリットとデメリット
大量の不用品の処分を不用品回収業者に依頼するメリットとデメリットについてまとめました。
引っ越しや大掃除、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理など、大量の不用品を処分する際に、不用品回収業者への依頼を検討するための判断材料として活用してください。
不用品回収業者に依頼するメリット
- 分別不要で不用品を引き取り
- 自宅まで回収に来てくれる
- 不用品の運び出しや積みこみまですべて行ってくれる
- 早ければ依頼した日に回収してくれる
- 365日24時間対応してくれる業者が多い
- 自治体が回収できない家電リサイクル品なども引き取り可能
- 状態が良い不用品は買取対応してくれる
- 短時間で手際よく回収してくれる
- 解体が必要な不用品も対応可能
不用品回収業者に依頼するデメリット
- 自治体と比べて費用が高くなることが多い
- 悪質な業者に当たり、トラブルに巻き込まれる危険性
- 業者によって料金体系が異なる
- 回収できない不用品もある
参考:不用品回収業者を利用するメリット・デメリットは?実際に利用された方の感想も紹介
不用品回収業者に大量のゴミを回収してもらう際の注意点
不用品回収業者に大量のゴミを回収してもらう際の注意点を4つご紹介します。
以下の内容を把握し、スムーズに不用品の処分を進めてください。
・複数の不用品回収業者から見積もりを取得し、内容をチェックする
・不用品回収業者が回収できないゴミが含まれていないか確認する
・無許可の不用品回収業者に依頼しないように注意する
・キャンセルポリシー、支払い方法の確認を怠らない
複数の不用品回収業者から見積もりを取得し、内容をチェックする
不用品回収業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取得し、内容をしっかり確認してください。
業者によって料金体系が異なったり、見積もりの表記が不透明な場合もあるため、事前の確認は欠かせません。
例えば、チラシやウェブサイトに「軽トラック積み放題 1.5万円〜」と記載されていても、実際には階段作業費や処分費、出張費などが加算され、最終的に3万〜5万円以上かかるケースもあります。
積み放題プランにどのような作業が含まれているのか、追加料金が発生する項目についても明確にしたうえで、複数の業者を比較・検討するようにしましょう。
不用品回収業者が回収できないゴミが含まれていないか確認する
不用品回収業者でも回収できない不用品があるため、事前に把握し、処分方法を検討しておきましょう。
不用品回収業者が引き取りできない品目は以下の通りです。
- 生ゴミ
- 汚物
- 医療廃棄物
- 危険物(爆発、引火の危険があるもの)
- 生き物、死骸
- 個人情報が記載されたもの
- 仏壇、神棚
このような不用品は、自治体の一般ゴミに出したり、専門業者に依頼して処分するようにしてください。
なお、不用品回収業者によって回収できない品目が異なることもあるため、事前に確認するようにしましょう。
無許可の不用品回収業者に依頼しないように注意する
不用品回収業者を依頼する際は、無許可の業者に依頼しないことが重要です。
不用品を回収、処分するには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を、自治体から取得していなければなりません。
許可を取得している業者は、回収した不用品を適切に処分する義務を負っているため、安心して依頼できます。
一方、自治体の許可を受けていない業者に依頼すると、回収された不用品が不法投棄されたり、どのように扱われるか分からないといったリスクがあります。
例えば、回収された不用品が近隣に不法投棄されると、業者だけでなく排出者である依頼者にも責任が問われ、罰則を受ける可能性があります。
許可を受けている業者を調べるには、各自治体の公式サイトに掲載されているので、事前に確認するようにしましょう。
キャンセルポリシー、支払い方法の確認を怠らない
不用品回収業者に依頼する際は、キャンセルポリシーや支払い方法について確認しておくことが重要です。
確認を怠ると、直前にキャンセルして高額なキャンセル料が発生したり、現金のみの対応で支払い時にトラブルになる可能性もあります。
事前にキャンセル時の条件や期限、支払い方法(現金、カード、振込など)を書面などに残しておくと安心です。
大量の不用品を回収してもらうときの料金相場【物量毎に紹介】
大量の不用品を回収してもらうときの料金相場を、物量ごとにご紹介します。
状況に合った項目を確認し、処分する際の参考にしてください。
1K~1LDKの荷物量相当の料金相場:1tトラックで対応
1K~1LDKの荷物量相当の不用品を処分する場合は、1tトラックの積み放題パックを利用するのがおすすめです。
1tトラックのタイプとして、平ボディトラックと箱型トラックがあり、それぞれ料金が異なります。
平ボディトラックの積み放題パックの料金相場は、2~4万円程度が一般的です。
一方、箱型トラックの積み放題パックの料金相場は、3~6万円程度で、平ボディよりも少し割高ですが、雨風や外部環境から荷台を保護できるメリットがあります。
参考:不用品回収1tトラック積み放題の費用相場と積載量を解説!トラブル事例も紹介
2LDK~3LDKの荷物量相当の料金相場:2tトラックで対応
2LDK~3LDKの荷物量相当の不用品を処分する場合は、2tトラックの積み放題パックを利用するのがおすすめです。
2tトラックの積み放題パックの料金相場は、3~6万円程度が相場です。
ただし、住居環境や大型家具の解体、エアコンの撤去作業などを依頼すると、追加料金がかかる可能性もあります。
依頼する前に見積もりを取得し、内容を確認するようにしましょう。
参考:不用品回収2トントラックの費用相場を徹底解説!知恵袋の声から実態も検証
一軒家の荷物相当の料金相場:4tトラックで対応
一軒家の荷物相当の不用品を処分する場合は、4tトラックの積み放題パックを利用するのがおすすめです。
4tトラックの積み放題パックの料金相場は、8~15万円程度が一般的です。
ただし、4tトラックはかなりの量の不用品を積載できますが、荷台に空きスペースがあっても、その分の料金は返金されません。
事前に不用品の量を考慮して、業者と車両の大きさについて相談しておくことが重要です。
参考:不用品回収の4tトラック積み放題はお得?料金相場と注意点も徹底解説
ゴミ屋敷の荷物相当の料金相場:トラック複数台で対応
ゴミ屋敷の荷物相当の不用品を処分する場合は、トラックを複数台使用して対応するのが一般的です。
部屋の広さやスタッフの人数によって料金設定されていることが多く、その都度見積もりを依頼することをおすすめします。
一般的なゴミ屋敷の料金相場は以下の通りです。
間取り | 作業人数 | 料金 |
---|---|---|
1K~1R | 2名 | 3.5万円~ |
1LDK~2LDK | 3~4名 | 12万円~ |
一軒家 | 5~6名 | 30万円~ |




大量の不用品を自分で処分する方法
大量の不用品を自分で処分することも可能です。手間や時間がかかりますが、費用を抑えて処分することができます。
ぜひ、以下の内容を参考にしてください。
自治体の指定処分場に持ち込んで処分する
自分で大量の不用品を処分する方法として、自治体のゴミ処理施設に持ち込んで処分する方法があります。
各自治体で管理しているゴミ処理施設があり、自分で搬入すれば低価格(数百円~数千円程度)で引き取ってもらえます。
ただし、持ち込む際には、自治体のルールに従ってゴミを分別しておかなければいけません。
また、自治体で回収できない品目が複数あるため、事前に確認しておくことが重要です。
詳しくは、お住いの自治体の公式サイトを確認してください。
自治体の収集サービスで処分できる不用品・処分できない不用品一覧
自治体の収集サービスで処分できる不用品と処分できない不用品をまとめました。
大量のゴミを処分する際に活用してください。
タップで切り替えできます
木製品
布類
ガラス類
鍋、フライパン
陶器類
ペットボトル
空き缶、瓶
新聞紙、雑誌
家具
家電
(家電リサイクル法対象製品除く)
乾電池、ライター
蛍光灯など
(テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫)
自動車部品
(ホイール、ホイール、マフラー、エンジンなど)
建設廃材
(石こうボード、石、瓦、セメント製品、コンクリート製品、レンガなど)
農機具
特殊な金属
(耐火金庫、硬い鉄材、ドラム缶、など)
消火器
バッテリー
ガスボンベなど
ただし、各自治体で処分できる品目が異なる場合もあるため、公式サイトなどで事前に確認するようにしてください。
不用品を大量に処分したい人に向けた目的別の回収方法
不用品を大量に処分したい人に向けた目的別の処分方法をご紹介します。
以下の内容を確認して、自分に合った方法で不用品を処分してください。
なるべく費用を抑えて処分したい:指定処分場に持ち込み
大量の不用品をできるだけ安く処分したい場合は、自治体が管理する指定処分場へ持ち込むのがおすすめです。
指定処分場に持ち込めば、数百円から数千円程度の費用で不用品を処分することができます。
ただし、ゴミを持ち込む際には、各自治体の分別ルールに従う必要があり、1日に持ち込める量に制限が設けられている場合も少なくありません。
また、自治体では引き取りできない不用品もあるため、事前に確認したうえで処分することが大切です。
手間や時間をかけずに早く処分したい:不用品回収業者に引き取ってもらう
大量の不用品を手間や時間をかけずに早く処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者は、各自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得て営業している、回収の専門業者です。
自治体では回収できない品目にも対応してくれたり、面倒な分別をせずに引き取ってもらえます。
また、365日24時間対応している業者も多く、短時間で迅速に回収してもらえるのも大きな特徴です。
大量の不用品を回収してくれる優良業者を探すなら不用品回収比較センターにお任せ
不用品回収比較センターは、不用品や粗大ゴミを最も安く処分してくれる業者を無料で見つけることができるサービスです。
エリアごとのおすすめの業者の口コミやサービス内容を比較でき、自分に合った業者を選べます。
さらに、一括見積もり依頼で料金相場を把握し、不当な高額請求を避けることができるのも大きな特徴です。
1回の情報の入力で複数業者から無料で見積もりが届き、価格交渉も有利に進められます。すべてのやり取りはメールで完結するため、自分のペースで比較・検討できます。
不用品回収業者選びで迷われている方は、不用品回収比較センターで最適な業者を見つけ、不用品の処分をスムーズに進めてください。




大量の不用品回収を依頼する場合によくある質問
大量の不用品回収を依頼する場合によくある質問と回答について解説します。
下記の内容を確認して、大量の不用品をスムーズに処分してください。
不用品回収でぼったくられたらどうすればいいですか?
不用品回収業者に依頼してぼったくられたら、消費者生活センター(188)や警察に相談してください。
もしくは、クーリングオフを適用して業者と交渉する方法もあります。
ぼったくりを避けるためには、信頼できる不用品回収業者を選定することが重要です。
参考:不用品回収で10万円は高い?目安の回収量やぼったくりを防ぐコツを解説
大量処分するなら自治体と不用品回収業者どちらが良いですか?
大量の不用品を処分するには、目的に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
費用をできるだけ抑えたい場合は自治体の回収サービス、手間や時間をかけずに早く処分したい場合は不用品回収業者への依頼をおすすめします。
ただし、それぞれ処分できない品目があるため、不用品の種類に応じて適切に使い分けることが大切です。
大量のゴミを一気に捨てる方法はありますか?
大量のゴミを一気に処分するには、ゴミの種類や個人の状況に応じて、適切な処分方法を使い分けることが大切です。
たとえば、ゴミ屋敷のように分別が難しい場合には、不用品回収業者に依頼するのが最適な方法と言えます。
また、大量の生ゴミや資源ゴミを処分する場合は、自治体のゴミ処理施設へ持ち込むのがおすすめです。
不用品を処分する前に、自分の状況に合った処分方法を把握しておくことが重要です。
参考:大量のゴミを一気に捨てる方法5選!目的別のおすすめな処分方法もわかりやすく紹介
まとめ:不用品回収業者に大量のゴミを処分してもらう場合は、信頼できる業者選びと事前確認が重要
今回の記事では、不用品回収業者に大量のゴミを処分してもらう場合の注意点について詳しく解説しました。
大量のゴミを不用品回収業者に依頼する場合、見積もり内容や、回収品目、キャンセルポリシーなどの注意点を確認した上で依頼することが重要です。
誤った方法で大量の不用品を処分すると、思わぬ出費や手間がかかったり、悪質な業者に騙されてトラブルに巻き込まれる可能性があります。
不用品回収業者への依頼を検討している方は、本記事を参考にして、信頼できる業者を選び、適切に処分を進めてください。



